元和菓子職人のあんバター&ベーグルに夢中♡明石に『Bagel Baker 』誕生 明石市
今年の3月8日に明石市朝霧にオープンしたベーグル店『Bagel Baker』。開店前から行列ができるほど大人気。ベーグルに目がない筆者も何度も通う大好きなお店です。
お店の場所はJR朝霧駅から徒歩約9分。クラシックな窓や照明、深みのあるグリーンの扉。上品さと可愛いさが同居する素敵な外観が印象的。
中に入るとベーグルがずらりと並びお出迎え。ふかっと高さがあり、表面はつやつや♪もっちりした食感が伝わってきます。
プレーンやゴマを練り込んだシンプル系、フィリングを巻き込んだ甘い系やお惣菜系と種類豊富。どれを選ぶか迷ってしまいます。
中でも一際目を引くのは「あんバター」。実は店主の長谷川さんは神戸の『福進堂総本店』で和洋菓子の製造に30年間携さわった元和菓子職人。その経験を活かして作るあんこのあんバターはお店の看板商品です。
元和菓子職人がベーグル店。転身のきっかけをお聞きすると「元々自分で作るほどパンが大好き。ある日ベーグルを作った時にその魅力にはまりました」と語ります。それから「もっと美味しいものを作りたい」との思いが芽生え、研究を重ねたそう。やがて福進堂を退職後にベーグル店を家族一緒に始めることに。
お店を始めるにあたり、生地のこね方や発酵時間、使う粉や酵母。全てに納得がいくまで、更に研究を重ねた長谷川さん。だからこそ「まずベーグルの生地を味わってほしい」と語ります。
そんなベーグルの中から、筆者が今回選んだものをご紹介します。
看板商品の「粒あんバター」と「こしあんバター」。粒あんとこしあんの味わいに合わせて小豆を選び分け、炊き上げたあんこは元和菓子職人ならでは。
豆の食感を楽しめる粒あんは、素朴で懐かしい。滑らかなこしあんは口溶け良く上品。どちらも砂糖は控えめで、豆本来の風味を引き出したもの。そこに有塩バターのコクと塩味が調和。あんこの美味しさをより引き立て後をひく美味しさに。粒あんとこしあんで味の印象が全く違うことも驚きです。
バターを一度取り除き、レンジとトースターで温めるのもおすすめ。ベーグルの表面はカリッと香ばしく、生地の熱でとけたバターがじゅわーと染みわたります。
「抹茶白玉あずき」は頬張ると抹茶のほろ苦さが粒あんの甘さと重なり、すっきりした味わい。噛むほどに宇治抹茶の上品な香りも広がります。白玉は粒あんとよく絡む柔らかさで、ボリュームがあるけど食べやすいサンドです。
惣菜系の「ベーコン玉葱」は、玉葱の甘味やベーコンの旨味が調和。粒マスタードの爽やかな酸味が全体を引き締め、絶妙な一体感。ビールのお供にもなりそう。
「チーズ明太クリチ」は、クリームチーズの濃厚なコクと明太子の塩気。こちらも間違いない相性の良さ!
どちらもフィリングの割合が丁度良く、生地の美味しさがより際立つところもベーグル好きに堪らない魅力。
生地はもっちりと弾力があるけれど固さはなく、ふかっと柔らかで歯切れが良い。噛むほどに小麦の甘味が広がります。しかし「さらに美味しくしたい」と研究を続ける長谷川さん。静かな情熱を燃やす姿はまさに職人。
店名『Bagel Baker』(直訳はベーグル職人)も、今までは和菓子職人、これからはベーグル職人の道を歩む父のために娘さんが考えた名前。
ベーグル職人を歩む中で「元和菓子職人だからできること」を探したいと語る長谷川さん。そんな探求心が何度も通いたくなる魅力に繋がっているのですね。
場所
Bagel Baker
(明石市朝霧東町3丁目6-43-101)
営業時間
10:30~17:00
※売り切れ次第終了
定休日
火曜日、水曜日
駐車場
無