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『鼻ぺちゃ犬』の飼い主が絶対に知っておくべき5つのこと

わんちゃんホンポ

1.体温調節が苦手

わんこが口で「ハッハッ」と息をすることで体温調節をしていることはよく知られていますよね。これはパンティングと呼ばれ、人間のように汗をかくことで暑さを逃がすことのできないわんこにとっては、とても重要な機能です。

ですが、短吻種のわんこはマズルが短く口が小さいという特徴から、パンティングをしてもあまり多くの熱を逃がすことができず、また、パンティングのしすぎで興奮状態に陥るとかえって体温が上がってしまうなど、体温調節が苦手とされています。その結果、熱中症のリスクも他犬種と比べて高くなりますから、飼い主さんは十分に注意を払うことが必要です。

2.飛行機に乗れない

上記の体温調節が苦手であることに起因しますが、短吻種のわんこは飛行機への搭乗を断られるケースがあります。日本の航空会社では、通常、わんこは貨物室に預けられることになりますが、貨物室内は高温多湿空間となるため、体温調節が苦手な短吻種のわんこにはリスクが高いと考えられているからです。

対応は航空会社や国内線・国際線によっても異なりますが、一般的に夏季期間中は搭乗お断りとなるケースがほとんどです。短吻種のわんこと飛行機での旅行や帰省を考えている場合には、注意が必要です。

3.しわの間に汚れがたまりがち

短吻種のわんこは、マズルにくしゃっとしわが寄っているところが特徴でもあり、チャームポイントでもありますよね。ですが、このしわの間には、汚れがたまりがちという注意点があります。放置していると雑菌が繁殖し、匂いの原因となったり、皮膚疾患の温床となったりするので、飼い主さんはこまめにしわの間を拭いてあげたり、清潔な状態を保てるようにケアしてあげましょう。

4.眼球脱出のリスクが高い

短吻種のわんこの「鼻ぺちゃ」以外のチャームポイントといえば、ぎょろっとした大きなお目目ではないでしょうか。今にも目玉がこぼれ落ちてしまいそう!なんて表現をすることもありますが、まさに、短吻種のわんこは目玉が飛び出してしまう「眼球脱出」のリスクが他の犬種より高いため、注意が必要です。

眼球脱出は、交通事故や転落・転倒などで頭部を強打する、眼球付近を噛まれたり、急激に強い力がかかったときに発症することがあります。もし眼球脱出してしまったら、あわてず速やかに動物病院を受診しましょう。

5.いびきをかきやすい

愛犬のかわいい寝顔を眺めるのは、飼い主さんにとっては至福の時ですよね。短吻種のわんこの場合、愛らしい寝顔とはギャップのある、おじさんのような大きないびきをかく子が多いのも特徴です。短吻種は鼻の穴が小さく、気管が狭いといった身体的特徴から、おおげさにいってしまうと常に呼吸困難の状態にあるともいえます。そのため、いびきをかきやすくなっているのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?注意点ばかり並べてしまうと「鼻ぺちゃ犬を飼うのはやめようかな」と思ってしまうかもしれませんが、短吻種のわんこたちにはそれらを補ってあまりあるほどの魅力や可愛さがあるのも事実ですよ。どんな犬種を飼うにしても、それぞれの注意点があります。わんこと暮らすときには、それらをしっかり学んだうえでスタートしたいですね。


(獣医師監修:平松育子)

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