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佐藤隆太と塚本高史、ラジオで青春語る

TBSラジオ

毎週月曜夜21時より、メインパーソナリティの佐藤隆太さんと佐々木舞音アナウンサーの2人でお送りする「やる気スイッチラヂオ アストルム」。8月19日(月)の放送で迎えたゲストは俳優の塚本高史さん。旧知の仲である佐藤さんと軽妙なトークを展開します!

塚本:本日のゲストは佐藤隆太さんにお越しいただいてます!
 
佐藤:ちょっと違いますよ!はい、俳優の塚本高史さんで~す、よろしくお願いします!

塚本:よろしくお願いします!

佐藤:はい、それでは、お忙しい中ありがとうございました!

塚本:「ました」!?まだ何も言ってないよ!笑

佐々木:はいはい、ちょっとお二人とも!始めますよ!

佐藤隆太とは20年来の旧友!いつか二人のラジオ番組「佐藤と塚本のとんでもナイト」をやりたい

佐藤:年は僕の方が3つ上なんですけど、デビューしたのは高史の方が早いもんね。

塚本:「木更津キャッツアイ」なんてさ、未だに言われるけどもう23~24年前とかのドラマだもんね、俺が18とかだった18~19だったから。

佐々木:初めて会ったときのことは、そのときの印象と今の印象はどうですか?お互い変わりましたか。

塚本:いい意味で変わらない。

佐藤::俺もそうだね、あんまり変わらない。なんか、元々たぶん、飾ってない人だからそんなに付き合っても印象が変わらないし、だから多分(距離が)近くなったんじゃないかなっていうのはありますよね。

塚本:僕がこの芸能界、まあ俳優を志して、「現場を楽しむ」っていうか、スタッフさんの名前を覚えるとか、ありがとうと感謝を伝えたりとか、そういう意識だったりとかっていうのを教えてくれたのは佐藤隆太なんです。

佐藤:俺ですか…。本当にそんなの言われたの、初めてですよ。

塚本:本当に!「現場を楽しむ」っていう、変な座右の銘があるんですよ、僕の中で。それを何か教えてくれたのはあなたですよ。本当にね、そういう人なの。それを感じちゃうというか。

佐藤:お時間がそろそろ…

塚本:早いね~!これ、パーソナリティを褒めたら終わっちゃうラジオなの?!でもさ、ほら。20年来付き合ってきてね、佐藤隆太が冠番組のラジオを持つなんて俺からしたらもう願ったり叶ったりなんですよ!ゲストで呼んでいただけるなんて、嬉しい限りですから、そりゃあ褒めちぎっていかないとね。

佐藤:でも確かにあのときから、ずっとラジオを個人的にもやりたかったし、高史と2人で「ラジオ番組をやりたいね」なんてことをずっと言ってるんですけど、全然オファーが来ないんです。

塚本:そう、なかなかね。(笑)

佐藤::ちょっと、ラジオ関係者の皆様、お願いします!「佐藤と塚本のとんでもナイト」。

佐々木::もうタイトルは決まってるんですか!?

佐藤:決まってます!ぜひお願いいたします。

“青春の作品”でもある「木更津キャッツアイ」塚本さんにとって当時の撮影は「演技の幅を超えてた」

佐藤:そもそも志したきっかけは何だったんですか?

塚本:きっかけは母親なの。もともと、サッカー選手になりたかったの。だから中学を出たら、ブラジル留学して、ほら、「カズ(三浦知良)みたいになるんだ!」って思って。

佐藤:お~、キングカズスタイル!

塚本:そういうのを母親が見てたのかな。「そういう難しい世界を選ぶんだったらば、こういう難しい世界もあるよ」って言って、母親が写真撮って今のサンミュージックに写真送ったわけですよ。でも最初の頃は、ほんとに「何のためにやってんだろう」って思って。お仕事があるわけでもなかったから。その矢先に、16歳で「バトルロワイヤル」っていう映画で深作欣二っていう大監督に出会って。身内を楽しませるために身内を喜ばせるために作品に出るっていうか、何だろう。おばあちゃんが「仁義なき戦い」とか観てたから、「この監督と一緒にお仕事してるよ~高史は」みたいに周りに言ってて、何かそれが誇りだったり名誉だったりみたいに感じたりして。あと、オーディションでせっかく選んでいただいたからには、「真面目にやらなきゃ」って思わせてくれたし。あれは、そういう気持ちになった初めての映画だったかな。

佐々木:そこでちょっとスイッチが入ったという。

塚本:やる気スイッチ!!

佐藤:お、自然とやる気スイッチエピソード!

佐々木:これに続けて隆太さんとは、「木更津キャッツアイ」で共演されて、どうでしたか。この撮影現場の雰囲気とかも、今も2人覚えてますか?

佐藤:いや~覚えてますよ!やっぱ僕はこの作品がこの世界に入ってからの“青春”って感じです。やっぱりあんなに毎日現場に行くのが楽しくて、みんなと一緒に芝居して作品作りするのが「楽しい」って思えたのは、他の作品ももちろんあるけどもうこの作品が一番だった気がします。

塚本:俺もそうだな~。未だに言われるもんね。なんかあの作品って、演技の幅を超えて、地元の友達みたいな空気を出せたから、やってて楽しかったしあれが「お仕事」「お芝居」ってなってたら、多分そんな感情ではできなかったと思う。「演技」とかじゃないのかもしれないね。

佐藤:やっぱり照れくさいけど、ちゃんと仲良くなれたし、信頼し合ってるから出せた空気感っていうのは、もう間違いなく大きいんじゃないかなと思います。

(TBSラジオ『やる気スイッチラヂオ アストルム』より抜粋)

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