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カルティエ現代美術財団がアボリジニで現代アーティストのサリー・ガボリの回顧展を開催

セブツー

Sally Gabori, Dibirdibi Country, 2008. Synthetic polymer on linen, 198 × 304 cm. National Gallery of Victoria, Melbourne, Australia. Purchased, NGV Supporters of Indigenous Art, 2010. © The Estate of Sally Gabori. Photo : © National Gallery of Victoria

パリのカルティエ現代美術財団は、アボリジニで現代アーティストのマダディンキン アーシー・ジュウォンダ・サリー・ガボリ(Mirdidingkingathi Juwarnda Sally Gabori)の回顧展を開催する。オーストラリア国外では初となる大規模な回顧展で、開催期間は2022年7月3日から11月6日まで。

オーストラリアのクイーンズランド州北端沿岸のカーペンタリア湾にあるベンティンク島で1924年頃に生まれたサリー・ガボリは、カヤルディルド語を話すカイアディルトの女性だ。マダディンキンアーシー・ジュウォンダという名前は、生まれた場所とトーテム信仰の祖先にちなんで名付けられるカイアディルトの伝統に由来している。

80歳を過ぎてから絵画を描き始めたサリー・ガボリは、2015年に亡くなるまでの9年間で2000点以上の作品を残しており、過去20年間で最も優れたオーストラリアの現代アーティストの一人と評されている。サリー・ガボリは、アボリジニの現代絵画とも全く異なる作風で、一見すると抽象的な絵画のようだが、自身や家族といった同胞への深い意味が込められている。また、鮮やかな色の組み合わせやフォルムなどは、彼女が生まれ育ったカーペンタリア湾の劇的な天候の変化による、光の無限のバリエーションによって育まれたという。

今回、カルティエ現代美術財団で開催される回顧展では、約30点の大作画を集め、サリー・ガボリの家族やカイアディルトのコミュニティ、そしてカイアディルトの芸術・文化研究の第一人者たちと協力して開催される。また、この回顧展に伴い、彼女の生涯と作品を取り上げるウェブサイトが制作されており、サリー・ガボリがカイアディルトの後世に残した重要な文化遺産を知ることができる。さらに、本展で展示される絵画を含む90点以上の作品を収めた展覧会カタログも発売される。

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