【動画】2025上越市長選 元参議院議員の風間直樹氏が出馬会見と事務所開き 「暮らしの負担を軽減」
元参議院議員の風間直樹氏(58)が2025年9月7日、記者会見し、任期満了に伴う10月26日の上越市長選挙への立候補を表明し、「市民の暮らしの負担を軽減したい」などと語った。また、同日、同市西本町3で事務所開きを行い、約50人の支持者らが集まった。
《画像:記者会見して政策などを語る風間氏》
《画像:事務所開きには約50人が集まった》
風間氏は、SNSなどに自らの政策やビジョンを掲載し、市民の声や意見をSNSやメールで募り、意見を反映した「最終政策案」を告示日の前日にインターネット上に掲載するとした。当選した場合、最初の100日で市民と市職員に対し、同じ目線のコーチング的な手法でヒアリングを実施し、政策実行に取り掛かると説明した。政策として、産業振興・経済発展のビジョン「上越DX田園都市構想」と観光ビジョンの「スノーリゾート広域構想」を基礎に、▽暮らしの負担軽減▽13区の再生▽医療再建▽市街地の再生──を四つの柱として掲げた。
自らの強みとして「県、国、政府で実際に行政を担ってきたので、市政の立て直しを進めていく上では十分その任に耐え得る」と語り、「国会議員として金融財政を専門としてきた中で、暮らしの負担を軽くする秘策がある」と話した。無所属で出馬し、政党への支援要請なども行わないとしている。
風間氏は妙高市出身で、上越市在住。県立高田高校、慶応義塾大学法学部卒。県議を経て2007年に民主党から比例代表で参議院選に初当選し、2012年に外務政務官を務めた。2013年には新潟選挙区で当選し、2期12年参議院議員を務めた。
次期市長選には、現職の中川幹太氏(50)、元市長で市議の宮越馨氏(83)、元外交官の小菅淳一氏(73)、市議の丸山章氏(70)、市議で元議長の石田裕一氏(62)が立候補を表明している。