【雨具を持ってお出かけを】北海道の週間天気予報 15日から/気象予報士執筆
北海道のあす15日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
15日(木)も日ざしは少なめ
あす15日(木)も日ざしは少なめです。こちらは、あす朝9時の予想天気図です。
北海道にはあすも台風5号から変わった熱帯低気圧がとどまり、一部で雨が降ります。南にある台風8号は東に進み、日本から離れますが、台風7号の動きに今後、注意です。
こちらは小笠原諸島にある台風7号、進路と雨・風の予想です。風速25メートル以上の暴風域を伴いながら北上し、金曜日に関東に接近。金曜の関東地方は飛行機など交通への影響が出そうです。
土曜日になると進路を東に変え、日本から離れていきます。北海道に予報円はかかりませんが、土曜日は道東を中心に台風の外側の雨雲がかかり、強風や高波のおそれがあります。今後も最新の情報を確認してください。
画面は14日午後5時10分ごろの北見です。晴れた北見では32.9度まで気温が上がり、3日連続で30度以上の真夏日になりました。あすの北見は涼しくなりそうです。
15日の天気と気温
あす15日(木)の天気と気温です。
道東方面を中心に雨が降るでしょう。あすも広く寝苦しさと蒸し暑さが続きますが、オホーツク海側の気温はきょうより低く、北見の最高気温は23度でしょう。
では、あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
石狩湾周辺や浦河方面で朝まで小雨が降るでしょう。日中は道南を中心に日ざしが出ます。今夜も寝苦しくなるため、寝る前の水分補給も心がけましょう。
道北・空知です。雲が広がり、早朝は弱い雨が降るでしょう。午後は留萌や空知地方で晴れ間がでそうです。気温は内陸で30度近くまで上がり、蒸し暑さが続くでしょう。
道東・オホーツク海側です。太平洋側は日中、ザっと通り雨がありそうです。オホーツク海側は午前を中心に雨ですが、午後も傘をさすか迷うくらいの小雨や霧雨が降るでしょう。
15日からの週間天気予報
では、週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
今のところ荒れることはないですが、17日(土)は台風の進路によっては雨の範囲が広がりそうです。日本海側は土曜日まで蒸し暑いですが、オホーツク海側は割合過ごしやすいでしょう。
つづいて、太平洋側です。土曜日は道東を中心に雨や風が強まるおそれがあります。また、週末にかけてうねりを伴う高波に注意して下さい。気温は高めですが、来週になると蒸し暑さは落ち着くでしょう。
では、あす15日(木)の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!天気の大きな崩れはなく、浴衣姿で夏のイベントを楽しんでます。体を動かしたらしっかり水分補給をしましょう。朝は小雨がぱらつきますが、雨具の必要はなさそうです。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※14日(水)午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部ナベ子