【西武】源田壮亮選手インタビュー キャプテンとして今チームメイトに心がけて伝えている言葉とは?
5月17日放送のライオンズナイターでは、みずほPayPayドーム福岡のソフトバンクー西武10回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手にインタビューした模様を放送した。若手選手のハッスルプレーに対して思うこと、キャプテンとして今チームメイトに心がけて伝えていることについて訊いた。
――チームとしては苦しい状況が続いていますが、源田選手自身は継続してヒットが出ているように見えます。ご自身の状態はいかがですか?
源田「悪い時に比べたらどんどんよくなっているので、1回でも多く塁に出れるように頑張ります」
――ここ13試合の打順で見てみますと、1番に金子侑司選手、2番に源田壮亮選手という並びが続いています。“ねこげん”の1、2番は心地いいですか?
源田「ネコ(金子侑司)さんが塁にたくさん出てくれるので、なんとかうまく繋げるようにしないと。僕でうまく繋がらないケースも多々あるので、そこはちょっとしっかりしないといけないなとは思っています」
――そういった意識がご自身のヒットにも繋がっているところはありますか?
源田「そうですね。何とかいい形で次の打者にというのは考えています」
――源田選手は5月初旬に三塁打を放って、ライオンズとしては松井稼頭央監督に並ぶ歴代2位タイの51本目の三塁打となりました。源田選手はいつも外野の間を抜けたら3塁までといった意識は常に持っていますか?
源田「はい。やっぱりひとつでも先の塁というのは常に考えているので、外野の間を抜けたら3塁まで行ってやろうという気持ちは常に持っています」
――チームとしては、羽田慎之介投手や村田怜音選手といった若手が初昇格してきました。村田選手は残念ながら登録抹消となってしまいましたが、若手選手のこういったハッスルプレーは、キャプテンの目にはどう映っていますか?
源田「本当に思い切ってグラウンドで自分を表現してくれているので、引き続きどんどん思い切ってプレーをしてほしいなと思います」
――特に村田選手はファーストの守備にもついていましたが、ショートから見ていてもかなり大きいんじゃないですか?
源田「そうですね。すごく大きいので投げやすかったですね」
――村田選手、しっかり膝を直して早く戻ってきてほしいですね。
源田「はい」
――そして今日(5月17日)は、長谷川信哉選手の誕生日でもありますが、日曜日(5月12日、対楽天9回戦)のホームランはすごかったですね。
源田「すごかったですね。僕がランナーだったので、打った瞬間に『これは入ったな』と思いました」
――若手選手の活躍も楽しみなところですが、ちょうど1週間前の楽天戦(5月10日、7回戦)、大量リードを許したなかで途中交代した源田選手が、ベンチの1番前でずっと立って試合を見つめている姿がとても印象的だったのですが、どういう思いだったのでしょうか?
源田「基本的に途中で交代した時に座ることはあまりないので、グラウンドをちゃんと見渡せる位置にはいるようにしています」
――キャプテンとして今チームメイトに心がけて伝えていること、そのあたりの思いというのはいかがですか?
源田「難しい状況のなかで打席に立つ選手も今多いですし、何も考えずに打席に立つのではなく、『いろんなことを考えながら準備をして打席に向かおう』というところは、個々で話したりはしていますね」
――今日からビジターでのソフトバンク3連戦です。みずほPayPayドーム福岡でやり返したい思いは強いんじゃないですか?
源田「3連勝して帰りたいなとは思っていますね」
※インタビュアー:西村志野アナウンサー