【寒川町】さむかわエコネットが「河川功労者」に決定 21年間の美化活動で評価
寒川町内を拠点に、河川の美化や自然保護活動を続けている「さむかわエコネット(寒川環境町民会議)」(及川和彦会長・会員数36人)がこのほど、2026年の「河川功労者」に選ばれた。05年の設立以来、21年間に及ぶ環境保全活動が評価されたもので、寒川町からの受賞は今回が初めてとなる。
表彰は、公益社団法人日本河川協会(東京都)が1949年から実施している制度で、多年にわたり河川の環境保全などに顕著な功績があった個人や団体をたたえるもの。今回は全国で55人、33団体(計88者)が選出された。
同会は「目久尻川を鮎が遡上し、カワセミが飛び交い、ホタルが舞う川にしよう」を合言葉に掲げ活動している。毎月のごみ拾いや草刈りといった清掃活動のほか、川に自生する植物や生息する生き物の詳細な調査も実施し、地域の貴重な自然データを蓄積。一般住民や小学生を対象にした観察会などを通して、環境意識の向上に努めてきたことが評価につながった。
今回の受賞にあたり、及川会長は「長年の継続的な活動に対する『本気度』を認めてもらえて本当にうれしい。今後の活動の大きな励みになる」と喜びを語る。また、今後の活動について、「ゆくゆくはホタルが人の手を借りずに自然発生できる環境にすることが目標」と話している。