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子どもに寄り添った教員に!上越教育大学166人が卒業

上越妙高タウン情報

上越教育大学の卒業式が19日(火)行われ、166人が学び舎をあとにしました。卒業生のうち6割が小中学校の教員になります。

上越教育大学を卒業したのは166人で、うち3割ほどの49人は県内出身者です。

式では一人ひとり名前を呼ばれたあと、代表者が林泰成学長から卒業証書を受け取りました。

林泰成 学長
「教師として学び続けることも忘れないでください。教師が学び続け成長し続ける姿を子どもたちに見せることも教育の一環」

卒業生は、コロナ禍の影響を受けた1年次の教育実習は対面からオンラインに変更になりましたが、3、4年次はコロナ前と同様に小学校と中学校で教育実習を行いました。

卒業生代表の赤津光希さんは4年間を振り返り、支えてくれた人たちに感謝の思いを述べました。

赤津光希さん
「入学間近に流行し始めた。新型コロナウイルスの影響で入学式中止。オンライン授業の導入。感染対策をしながらの部活・サークル活動。不安でいっぱいだったことを今でも思い出す。かけがえのない仲間と学んだことを生かして社会に貢献し、さらに成長できるようこれからも学び続けていく」

卒業生の進路は全体の6割ほどの101人が小中学校の教員に。16人が臨時採用教員、6人が保育士、そのほかは進学や企業などへの就職になります。

「4年目にして(通常規模での)学祭ができた。最後の青春を味わえたのが印象に残っている」
「コロナ禍で大変な時期ではあったが夢だった教員になれて幸せ。子どもに寄り添った教員になりたい。子どもたち1人ひとりの居場所を教室の中に感じられる学級を作りたい」
「新潟県で生まれ育った。新潟県の力になりたい。新潟県が好きなので教員として頑張りたい」

また19日は大学院の卒業式も行われ、現役の教員53人を含む209人が修了しました。来年度の入学式は4月5日(金)に行われます。

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