『ストレンジャー・シングス』マヤ・ホーク、『インサイド・ヘッド2』シンパイ役の演技のコツは?
全世界が涙した『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、数々の心温まる感動の物語を贈り届けてきたディズニー&ピクサー。世界中の誰もが共感でき、深く感動できる物語が高く評価され、制作スタジオとしてアカデミー賞長編アニメーション賞を最多受賞しているピクサーが新たに贈り出す『インサイド・ヘッド2』が8月1日(木)に劇場公開。
日本に先駆け全米はじめ世界各国で6月14日(金)から公開されるや、アニメーション史上歴代No.1オープニングとなる歴史的な大ヒットスタートを記録するだけでなく、ついにこれまでNO.1だった『アナと雪の女王2』を追い越し、アニメーション映画史上世界No.1の世界興行収入を突破した!
そんな本作で頑張り屋さんの主人公ライリーの中に現れた<大人の感情>シンパイの声優を務めるのは、大人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズで世界的に大ブレイクした女優マヤ・ホーク。最悪の将来を想像し、あたふたと必要以上に準備してしまうシンパイを演じる際に、マヤは自分自身がナーバスになっている時に出す<変な声で超早口に演じた>ことを明かしている。
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マヤ・ホークの“超早口演技”にも注目
ユマ・サーマンとイーサン・ホークというハリウッドの大物カップルの娘で、『ストレンジャー・シングス』シリーズで人気を博した女優マヤ・ホークが本作で演じるのは、主人公ライリーの中に鳴り響く“思春期警報”とともに新たに現れた<大人の感情>シンパイ。大人の感情たちのリーダー的存在でもあるシンパイの役割は“ライリーの将来を心配すること”で、嫌なことや失敗を回避するために忙しなく動き回る姿が描かれる。
そんなシンパイを演じたマヤによると演じるコツは<変な声>だそうで、「何年も、自分が神経質になっている時や、神経質になっていることをばからしいと自分で感じている時、それを人に伝えるために私は少し変な声で話していたんです。だからこの映画への出演が決まった時、その時の声を参考にしようと思いました。その後、ピクサーのチームと声の高さや幅などについて話し合い、ジョークっぽく聞こえず、もっとしっかりしたものになるようにしていきました」と、演技の裏側を語っている。
さらに、あたふたと忙しないシンパイのキャラクター性を表現するために、マヤは<超早口>での演技が求められたそう。マヤの早口での演技について、プロデューサーのマーク・ニールセンは「マヤ・ホークは最高でした。あんなに速くしゃべれる人に会ったことはありません。彼女は1分あたり1000単語くらいしゃべれるんですよ」と大絶賛。ケルシー・マン監督も「僕たちはシンパイのキャラクターにそれを求めていたのです。僕自身の不安という感情について考えると、一度にふたつのことを考えるような感じで常にいろいろ考えています。だから、シンパイはほかがついていけないペースですごく速くしゃべる必要があるのです。マヤはシンパイに人間らしさを持ち込みながら、それをとても魅力的にやってくれました」と、あたふたと忙しないだけでなく、ライリーの幸せを一心に願うあたたかいキャラクターとして“シンパイ”を表現したマヤの演技に太鼓判を押している。
ピクサー声優に初挑戦したマヤが、ピクサー史上最も“優しさに包まれる感動のラスト”が待ち受ける本作で見せる“超早口演技”にも是非注目してほしい。
大ヒットした前作をはじめ、数多くの傑作を手掛けてきたピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクターが新たに仕掛ける“大人が泣ける”名作。大人になると、ヨロコビは失われてしまうの…?どんな自分もまるごと好きになれる“あなたの物語”を描いたディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』は8月1日(木)公開。
<ストーリー>
アニメーション史上歴代No.1ヒットのディズニー&ピクサー最新作。どんな感情も、きっと宝物になる―この夏、あなたの中に広がる<感情たち>の世界へ。高校入学という人生の転機を控えた頑張り屋の少女・ライリーは、今までと違って部活や友人関係すべてがうまくいかず戸惑う。ある日、そんな彼女の頭の中にシンパイ率いる<大人の感情たち>が現れ、「大人になったライリーに、ヨロコビたちは必要ない」と、子供の頃からの感情・ヨロコビたちを追放してしまう。シンパイたちの暴走により巻き起こる“感情の嵐”の中で、ライリーは自分らしさを失っていく…。ヨロコビたちはライリーの心を救うことはできるのか―?
(海外ドラマNAVI)
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Photo:『インサイド・ヘッド2』8月1日(木)全国劇場公開©2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.