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NPO法人ことりのおうち 子どもを包括支援 サポートセンター開設

タウンニュース

メイン窓口である「駄菓子屋長後」の店頭に立つ高見さん

長後を拠点に子育て支援に取り組む「NPO法人ことりのおうち」(高見広海理事長)が今月から、子どもたちの困りごとを広く支援する「藤沢こども包括サポートセンター」を開設した。高見さんは「どんな悩みでも気軽に相談できる窓口になりたい」と話す。

同法人ではこれまで、食事を提供する「長後こども食堂」やフリースペースの「藤沢こどもハウス」、集いの場である「長後で駄弁り&おやつタイム」など、さまざまな形で地域の子どもたちの支援を行ってきた。そのなかで、高見さんは「支援事業に来ていないけれど、悩みを抱えている子どもたちはたくさんいる。もっと直接子どもたちの悩みを広く受け入れる窓口が必要」と感じたという。

サポートセンターでは、藤沢市在住や在学の子どもたちはもちろん、長後まで来ることができる市外の子ども(高校生まで)を対象に、食事提供から学習支援、居場所作りのほか、進学や家庭、友人関係の悩みなど幅広く相談に応じる。

以前に高校の教員を務めていた高見さん。生徒から悩みを相談されることがあったが、教員という立場では支援にも制限があり、「自分を信頼して相談してくれる子どもたちにできる限りのことをしてあげたい」という思いがあった。子どもから直接話を聞き、直接支援するサポートセンターについて、「こういった窓口があることを、保護者や周囲の大人も子どもたちに教えてあげてほしい。保護者や地域と協力しながら悩みを解決して、子どもたちを包括的にサポートしてあげたい」と話す。

「相談には日頃からの信頼が重要」と、メインの相談窓口である「駄菓子屋長後」(高倉650の38)では、子どもたちに「駄菓子無料引換券付きおサイフしのばせカード」を配布している。このカードを見せると、毎日1個、15円までの駄菓子がプレゼントされる。「普段から駄菓子屋で交流することで、困ったときにすぐ思い出してもらえるようになったら」と高見さん。サポートセンターについて詳しくは【携帯電話】080・3428・8792(高見さん)。

藤沢こどもハウスでのクリスマス会(提供)

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