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sleepyhead、2022年春ツアーで活動終了を発表「自分がやってきたことを大切に振り返り、これから自分がやるべきことを見つける時間が欲しい」

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武瑠による“3D音楽プロジェクト”sleepyheadが、始動4周年の2022年3月17日をもって活動終了を発表した。先日リリースした2ndフルアルバムと連動した小説『センチメンタルワールズエンド』が最後の作品となるという。

■株式会社akubi 公式コメント

日頃よりsleepyheadを応援して頂き、誠にありがとうございます。
突然のお知らせとはなりますが4周年を持ちまして活動を終了致しますことをご報告させて頂きます。

いつも応援して下さっているファンの皆様、関係者の皆様には突然のご報告となり申し訳ございませんが、どうかご理解頂けますと幸いです。

今後とも武瑠への温かいご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

2021年12月4日
株式会社akubi

■武瑠コメント

2022年3月17日
4周年のその日に、sleepyheadという作品を終えようと思います。

まず第一に、センチメンタルワールズエンドを産み出した上で、今の自分のままでは、これ以上の作品を創れないだろうなと思えたからです。
それくらい、悔いなく自分の人生を捧げられたし、最高傑作と誇れる作品になりました。こんな状況下であっても支えつづけてくれたファンや関係者様に、深く感謝しています。
sleepyheadにとって最後の作品は、3D音楽としてアルバムを小説化した、「センチメンタルワールズエンド」。
語り起こしではなく、人生を通して触れた感情を基に自ら執筆した、遺書をテーマにした小説です。
決して突発的な感情ではなく、物心ついた時から、ずっと希死念慮がありました。
だからこそ産み出せたものがあり、ネガティヴなことを無理矢理前向きに変えてきたつもりです。
同時に、意識的にマイナスなものごとに触れ、自分を媒介にして創作していると自覚するようになっていきました。
プラスなことからは目を背けて、自ら不幸に向かっていくような生き方。
そういった、感傷的な世界との関わり方をいつかは終わらせないと、自分が壊れてしまう。

どうせ生きていくのであれば、もっと違った世界の受け取り方をしたい。
sleepyheadは、この感傷的な世界との関わり方と区切りをつけるための、人生の分身を創るためのプロジェクトだった。
不完全復活といった通り、バンドの意図しない終わり方の延長線の夢。
その時の自分では、まだ’武瑠’にはなれなかったんだと思います。
コロナ禍以降、一つ一つの歯車を噛み合わせる難易度が上がる中で、越えなければならないハードルは無限、避けられないストレスに出くわす。その上で、上手くいかないことがあると、何もかも自分のせいにしつづけたその結果、自信や創作へのモチベーション自体が削られてく感覚があった。
日々変わっていく状況の中で、昔のように熱量や努力だけで解決できない複雑な状況に直面することも増えました。

みんな辛いんだから辛いって言っちゃいけないなんて、がんじがらめにならなくていいし、それはみんなに伝えたいことでもあるのに、自分自身がそれに縛られていることに気づきました。
このやり方では、音楽や創作を嫌いになってしまうような気がして、それに耐えられなくなってしまったのかもしれません。
自分で選んだ道なので、後悔はいっさいないです。代表として、自分の責任で思いつくままに好きなことに挑戦しつづけ、苦手なことにも向き合い、全力で走ってきた。だけど常に全力を注ぎ込んでいたが故に、イレギュラーに変化する世界に対応しつづけながらの状況では、人へ感謝できる余裕がなくなってしまった。
それを立て直さないと、みんなに胸を張れる武瑠にはなれない。
もう一度楽しめるやり方を探すため。
過去を越えつづけていくため。
来年活動15周年を迎える上で、自分がやってきたことを大切に振り返り、これから自分がやるべきことを見つける時間が欲しいなと。
幸せや楽しいという感情を、もっと素直に受け入れて、そこから産まれるものを探すべきタイミングだと感じます。
みんなと出会い、居場所をもらった。
その恩返しをするために、変わりたい。
今年いっぱいで、少なくとも最後のツアーが始まるまではSNSの更新も一度お休みして、答えを探すための方向を示したいなと思います。
約4年間、醒めない夢の続きを描いてくれた皆さん。本当にありがとうございました。
2021.12.04 武瑠

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