子どもの「面倒くさい」動線を利用してゲームをすることを面倒にする方法とは!?【集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ】
「面倒くさい」動線が子どものやる気を下げている②
やってほしくないことは、面倒くさい動線にする
「面倒くさい」という気持ちを、逆手にとる方法もあります。
「ゲームばかりで勉強をちっともしないんです!」
という多くの親御さんのお悩みを、動線の食ううで解消することができるのです。その方法は、ゲームができるまでの工程を面倒にすることです。
ゲームをすることを面倒にする方法
ゲーム本体をテレビやパソコンから外して、別の部屋に置いておく接続するコードを本体やテレビと別の場所に保管するゲームの電源を全部外して、別々に保管する部品をバラバラにし、組み立てないとできないようにしておく
このように、「ゲームをするのが面倒くさい」という状況をつくれば、子どもは自然とゲームをしなくなるでしょう。
ただ、これは子どもの好きなことに、かなり制限をかける方法になり、少しかわいそうなところもあるので、「毎日ゲームばかりで本当に困っている!」というご家庭だけ、試してみてください。
ランドセル置き場の例
部屋にランドセル専用の棚をつくる机の横からぶら下げられるようにする玄関や階段下にスペースをつくる
勉強道具の置き場の例
移動できるよう文房具セットを用意しておくリビングの机のそばに文房具一式を用意した引き出しをつくる
【出典】『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』著:石田勝紀