4連勝中の阪神デュプランティエが規定投球回到達で防御率2位浮上か、最多奪三振も視界
6勝3敗、防御率1.42のデュプランティエ
4連勝中の阪神ジョン・デュプランティエが20日の巨人戦(東京ドーム)に先発する。
ここまで13試合で6勝3敗、防御率1.42。特に最近は6月19日のロッテ戦で来日初完封勝利を挙げてから前回7月12日のヤクルト戦の3回まで28イニング連続無失点をマークするなど安定感抜群だ。
オーバースローから投げ込むストレートは平均150.2キロ。カーブ、カットボール、チェンジアップ、スライダーの変化球も切れ味が鋭い。
ここまでリーグトップの105奪三振で、奪三振率は11.43と断トツ。今日の投球成績次第で規定投球回に到達し、防御率でもリーグ2位に躍り出る可能性がある。
巨人戦は2試合に登板して勝ち負けはついていないものの、防御率2.45。11イニングで18三振を奪っており、奪三振率は驚異の14.73となっている。
チームはセ・リーグを独走中。規定投球回に到達して5連勝となれば、デュプランティエにとっても最高の前半戦フィニッシュとなる。
巨人は6勝6敗、防御率2.13の赤星優志
一方の巨人は赤星優志が先発する。今季は16試合で6勝6敗、防御率2.13。開幕からローテーションを担い、5月23日のヤクルト戦でプロ初完封を果たすなど安定した投球を続けている。
ただ、阪神戦は2戦2敗、防御率5.40と相性が悪い。4月5日は佐藤輝明と近本光司、4月25日にも佐藤輝明に一発を浴びており、セ・リーグ本塁打王をひた走る佐藤輝明には細心の注意が必要だ。
阪神に差をつけられている巨人が逆転優勝するには直接対決で勝つことが何よりも重要だ。まずは赤星が試合を作ることが大前提となる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・中村優斗-広島・玉村昇悟(神宮)
中日・大野雄大-DeNA・大貫晋一(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
楽天・内星龍-日本ハム・加藤貴之(楽天モバイル)
西武・武内夏暉-ソフトバンク・東浜巨(ベルーナドーム)
ロッテ・小島和哉-オリックス・曽谷龍平(ZOZOマリン)
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記事:SPAIA編集部