神奈川大学 バスケで児童と交流 部員による特別教室
神奈川大学は7月20日、みなとみらいキャンパスで男子バスケットボール部による小学生のバスケットボールクリニック講座を開催した。これは、市民に学びの場を提供し、大学と社会のつながりをつくる生涯学習事業の一環。
部員たちが講師を務める特別教室。午前の部は低学年の未経験・初心者の20人が参加し、シュート・パス・ドリブルの基本スキルを習得した。午後の部では、2年以上の経験がある高学年21人が参加。ドリブルをしながらの鬼ごっこなどで、遊びやゲーム要素で楽しみながらも、推進力をもって素早くボールを前に運ぶためのコツなどを部員たちから学んだ。2人1組のパス練習では、ワンバウンドさせたり背中を通したりして様々な体勢でのパスに挑戦。シュートスキルでは、ゴール前でのワンハンドシュートのコツを勉強。相手選手にブロックされにくい体の向きで左右の手でシュートを打つコツを学んだ。最後には、学習したスキルを実戦で生かすべく大学生たちとのミニゲームを実施。子どもたちも随所に光るプレーを見せた。
参加した児童は「教え方が優しくて楽しかった」「パスが上手だったので自分も練習してうまくなりたい」と笑顔で振り返った。同部の阿部千寛さん(4年)は、「教える難しさもあったが、子どもとの交流はいい刺激になり元気をもらった。スキルはもちろんスタミナも大切なので一生懸命練習してほしい」と子どもたちにエールを送った。