<本当に友だち……?>親友からの結婚報告に衝撃!「スピーチお願い」頭の中が真っ白に……【まんが】
私(ヒカリ)は、現在2歳になる娘の育児に日々追われているのですが、ここ最近の話し相手と言ったら、2歳の娘、夜遅くに帰宅する旦那、それからいつも私の愚痴を聞いてくれる実母の3人。「たまには息抜きに友だちとランチしながらおしゃべりしたいなぁ」とボンヤリ思うこともあるのですが「最近全然連絡取っていないしなぁ……」「きっと向こうも忙しいだろうし」と、結局誘えずにいます。そんなある日LINEが届きました。LINEの相手はエリコ。彼女は高校からの友人であり親友です。仲良しグループ内ではいちばん一緒に居ることが多かったエリコ。連絡を取る頻度は次第に減りましたが、毎年お互いの誕生日にはLINEを送りあっています。そんなエリコからの連絡には……「結婚します」と。
私は頭のなかが一瞬真っ白になりました。エリコの結婚の相手は、あろうことか、私の高校時代の元カレだったのです。エリコが私の元カレと付き合っていたなんて……。素直に祝ってあげられるか正直、不安になってしまいました。 聞くところによると、今からおよそ3年前。高校の同窓会が開かれました。私は地元に戻っていましたが、娘を妊娠している最中だったので同窓会の参加は見送ったのでした。
エリコの結婚相手は私の元カレであるカズヤ。さらに結婚式でスピーチまでお願いされた私の感情を表すとすれば、嬉しいような悲しいような。祝福したいようなしたくないような。モヤモヤするようなイライラするような。この気持ちを吐き出したくなった私は、高校の頃の友人、ばっしーとなっちゃんに会うことにしました。この日は実母が娘を預かってくれるそう。久々のリフレッシュタイムとなりそうです!
ちなみにばっしーはその後バイトを辞め、彼氏とはほどなくして破局したそうです。
私とカズヤは大学2年の夏に別れたのですが、ばっしーがエリコの家でカズヤに会ったのは大学2年になったばかりの頃……。カズヤは合鍵でエリコの部屋に入ってきたというのですから、きっとそのときにはもう2人は付き合っていたのでしょう。
後日、エリコに改めて「スピーチはできない」旨をLINEしました。2人と再会する前なら「私も結婚して子どももいるし、元カレのことなんて気にせず、親友を祝福しよう」と思っていました。しかし少なからず自身の気持ちを押し殺していたことも事実です。友人たちからの「本当に親友?」という助言にハッとし、心のつかえが取れたような気がしました。「自分の気持ちに正直に生きよう」。久しぶりの友人との再会は、私にとって有意義な時間でした。