THE BITTER TRUTH/エヴァネッセンス:11年ぶり、期待を裏切らないダーク&ヘヴィな4th
リメイク中心のオーケストラ共演作『SYNTHESIS』(’17年)とそのライヴ作に続く、オリジナル・アルバムとしては’11年作『EVANESCENCE』以来となる第4作。昨年から4曲が順次公開されてきたが、その流れの中で抱いた期待が裏切られることはなかった。もちろん、まんま初期路線回帰とはいかないものの、ダークでメランコリックな曲想も、ヘヴィなギター・ワークも健在で、エイミーの歌唱は芳醇なるエモーションに満ちている。ギタリスト2人のうちどちらが弾いているのか定かではないが、リードもちょこっとフィーチュア。尚、日本盤はカヴァー2曲追加&DVD付きや豪華ボックス・セットも同時リリース。
【文】奥村裕司
アーティスト名:EVANESCENCE/エヴァネッセンス
アルバム名:THE BITTER TRUTH/ザ・ビター・トゥルース
CD | ユニバーサル ミュージック | 2021年3月24日発売
(この記事はヤング・ギター2021年4月号に初掲載されたものです)