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王道まさにここにあり!半世紀以上にわたり世代を越えて愛される老舗、元祖沖縄タコス「チャーリー多幸寿(タコス)」(沖縄市)

OKITIVE

チャーリーライス

1956年、米軍統治下でドル紙幣が行き交っていた時代。沖縄市コザのパークアベニュー通りで産声をあげた「チャーリー多幸寿(タコス)」は、“沖縄で最初のタコス店”として知られる老舗です。多国籍な食文化が交差する沖縄において、タコスがローカルフードとして根づく以前から、変わらぬ味を守り続けてきました。地元はもちろん、旅行者や海外の方にも親しまれ、店先のにぎわいはいまも変わりません。2024年には食べログ「百名店」に選出され、半世紀以上にわたる歩みが、世代を越えて愛される理由を物語っています。 「チャーリー」という名前は、創業者がアメリカのお客さまから親しみを込めて呼ばれていたニックネーム。「多幸寿(タコス)」は昭和50年代から使われている当て字で、「たくさんの幸せが長く続きますように」という願いが込められています。“寿”が持つ、めでたさや長寿の意味合いも重なり、タコスをとおして届けたい想いが静かに伝わってきませんか? 今回は「チャーリー多幸寿」で、沖縄のタコスの原点を味わってきました。

定番!人気タコス3種とチャーリーライスがセットになった「チャーリーセット」

チャーリーセットC(税込1750円)

「チャーリー多幸寿」と聞くと、タコスとチャーリーライスがセットになったチャーリーセットを思い浮かべる方も多いと思います。 タコスの個数やチャーリーライスのサイズを選べるため、食べたい量に合わせて組み合わせられるのが魅力です。 創業当初は牛肉のみだったタコス。多国籍な人々が暮らす沖縄市コザの土地柄から、牛肉を口にしない方にも配慮し、いまではビーフ・チキン・ツナの3種類が用意されています。 まかないから生まれたチャーリーライスと組み合わせたセットは、チャーリー多幸寿の看板メニューを一皿に詰め込んだ、よくばりな一皿。 味の違いを少しずつ楽しめるように、私はいつもビーフ・チキン・ツナを一つずつ注文しています。アクセントがほしいときは、付け合わせの赤いソースで味変も楽しんでみてくださいね!

入り口から店内までのびる行列とレトロな雰囲気

控えめな照明とステンドグラスが、昔ながらの喫茶店を思わせる落ち着いた雰囲気。入り口から店内にかけて、注文を待つお客さまが列を作っていることも珍しくありません。 入り口や各テーブルに置かれたメニュー表を眺めながら、次は何を頼もうか思いを巡らせる時間さえ、楽しく感じますね♪ ここでひとつ、来店前にぜひ覚えておきたいのが、「チャーリー多幸寿」の利用スタイル。 席を取る前にレジカウンターへならび、注文と支払いを済ませてから席に着きましょう!

店内を見渡すと、「チャーリー多幸寿」を訪れた多くの著名人の存在が伝わってきます。 壁にはサインがぎっしり。長く愛されてきた歴史を感じます。

Aサイン
米軍統治下の沖縄の通貨

レジ横には、当時の米軍が発行していた営業許可証「Aサイン」と通貨が飾られています。沖縄の食文化史を感じさせる、印象的な一角です。

迷う時間も楽しい、「チャーリー多幸寿」の多彩なメニュー

「チャーリー多幸寿」では、看板メニューのタコス3種(ビーフ・チキン・ツナ)をはじめ、チャーリーライスなど多彩なメニューがそろいます。 チャーリーライスは、注文時にスパイシー・ミックス・マイルドの3種類からソースを選べるのも楽しみのひとつ。さらに、アイスクリームやスムージーといったデザートのほか、バーガーやサンドイッチまで。 単品メニューには、エンチラーダやチリコンリゾットなど、老舗ならではのメキシカン料理がならびます。

独自配合・製法のトルティーヤでパリッともっちり食感のタコス!

タコス3種(ビーフ・チキン・ツナ)

手前のビーフは肉本来の旨みがしっかりと感じられ、中央のチキンは軽やかで爽やかな口当たりが魅力。ツナはほどよいさっぱり感があり、3つそれぞれの味の変化があり、最後まで飽きずに楽しめます。 また、ひと口でガブッといけるサイズも心地よく、思わず手が伸びてしまう食べやすさ。3種類のタコスを半分ずつ食べ比べると、それぞれの個性がより鮮明に感じられます。 島唐辛子を使った「オリジナルサルサソース」は、素材の持ち味をほどよく引き立てる名脇役。最初はソースなしで味わい、そのあとで辛味を足していくと、風味の変化も楽しめます。 トルティーヤは、トウモロコシ粉をベースに北海道産の小麦粉やもち麦を加えた独自製法です。外は軽くパリッと、内側はほどよくもっちりした食感で、ハードシェルとソフトトルティーヤの中間にあたる“チャーリー多幸寿らしさ”を感じます。 多国籍の人々が暮らすコザで育まれた背景もあり、誰もが楽しめるタコスづくりを大切にしてきたお店「チャーリー多幸寿」。ビーフ・チキン・ツナの組み合わせを選ぶひとときは、迷う時間さえ楽しく感じられます。ぜひお気に入りのバランスを見つけて、ゆっくり味わってみてくださいね。

まかないから生まれた「チャーリー多幸寿」人気のチャーリーライス

チャーリーライス

看板メニューの「チャーリーライス」は、あたたかいごはんの上に特製ソース、タコミート、チェダーとゴーダの2種のチーズを重ねた一品。ソースは「スパイシー」「ミックス」「マイルド」の3種類から選べます。今回は「スパイシー」をいただきました。 チャーリーライス誕生のきっかけは、タコスの皮が売り切れた日に、残った具材をごはんにのせて食べたまかないだったといわれています。偶然から生まれた味は、いまでは店を代表する存在になりました。 ごはんの上のソースの辛味は、島唐辛子がアクセントになった心地よい刺激です。タコミートの旨みとチーズのコクが合わさり、ついついスプーンが止まらなくなる味わい。 気分を変えたいときや元気をつけたいときにもぴったりの一皿を、ぜひ好みの辛さを選んで楽しんでみてくださいね。

創業時の理念をいまに受け継ぐ「チャーリー多幸寿」が大切にしてきた想い

創業者が飲食の世界に入ったきっかけは、アメリカ帰りの先輩から「アメリカンレストランをはじめるから手伝ってほしい」と声をかけられたのがきっかけでした。 昭和26年頃、日本ではまだアメリカの料理が身近ではなかった時代。英語を少し話せた創業者は、店に通っていたアメリカ軍関係のお客さまと会話を重ねるようになり、会話のなかでハードシェルタコスの存在を知ります。 昭和31年に独立する際、迷わず主力メニューに選んだのがタコス。手軽で栄養バランスのよさに魅力を感じる一方、食べにくさも感じていました。試作を重ね、素材や生地を工夫しながら、現在のメキシコ生まれ沖縄育ち、「チャーリー多幸寿」オリジナルタコスへと形を整えていきます。 現在も、国産食材を選び、もち麦を取り入れるなど、体にやさしい食事への想いは変わりません。日々の一皿に向き合い続ける姿勢が、「チャーリー多幸寿」の味を支えています。 コザを訪れた際は、ぜひ「チャーリー多幸寿」で沖縄のタコスのはじまりを体験してみてくださいね♪

チャーリー多幸寿住所

〒904-0004 沖縄県沖縄市中央4丁目11−5

電話番号

098-937-4627

営業時間

11時~18時(L.O.17時30分)

定休日

木曜日

駐車場

なし(近隣のコインパーキングをご利用ください)

クレジットカード・電子マネーの利用

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