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【京都秋の花】京都御所東の秋の七草『萩』名所☆9月21~23日萩まつり開催「梨木神社」

キョウトピ

【京都秋の花】京都御所東の秋の七草『萩』名所☆9月21~23日萩まつり開催「梨木神社」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区御所東にある神社。萩の名所として知られ、9月21~23日は萩まつり開催。

京都御所東にある秋の七草・萩の名所

上京区御所東。寺町通広小路上がった場所にある『梨木神社』。別名「萩の宮」とも呼ばれ、萩の名所として知られている神社。

そろそろ萩のシーズンかとやってきましたが、この日(9月18日)は気温35℃超で、連日まだまだ猛暑続きの京都。

そして個人的な話ですが、近々俳句の会に参加することになっていて、その兼題がまさに『萩』。何か作句のヒントはないか、とやってきました(笑)

梨木神社は、平安時代初期の政治家、藤原良房の娘・染殿后の里御所・染殿第だった場所。明治18年(1885年)、明治維新に大きく貢献した三條實萬・三條實美父子を御祭神に創建。

鳥居をくぐってすぐの参道には、京都大学・大阪大学名誉教授でノーベル賞受賞者・湯川秀樹博士が詠んだ歌碑『千年の昔の園も かくやありし 木の下かげに 乱れさく萩』。

湯川氏はこの界隈で暮らしていたことから、神社ともゆかりがあり当社「萩の会」初代会長。

そして、参道。両脇には萩の青葉で覆い尽くされている状態ですが、肝心の花は探せばポツポツと見つかる、という状態。見頃はもう少し先の様子。

萩は秋の七草のひとつに数えられ、草かんむりに「秋」と書き、秋の花の代表格。万葉集に詠まれた植物の中では最多(4516首のうち約140首)、観賞だけでなく食料、薬草、屋根材として暮らしに深い関わりをもつ植物。そして、秋のお彼岸に食べる和菓子『おはぎ』の名称は、この萩から由来しています。

手水舎には、京都三名水の一つに数えられ、千年以上も湧き続ける唯一現存する井戸『染井』の御神水。私も少しいただきましたが、クセのないまろやかさで飲みやすい名水。

境内、中央に舞殿があり、そのさらに北側に拝殿。両脇の旺盛に生い茂る萩の葉。

例年、萩まつり前には萩の木に、色とりどりの俳句や和歌の短冊が奉納されていますが、この時はまだちょっと早かったみたいですね。

拝殿周りの萩の開花時期には少し早かったようで、これからが楽しみな様子。

それにしても、この日は完全な夏空で、まったく秋めく様子が感じられない境内でした(汗)

そんな暑さしのぎに最適なカフェが境内にあり、この時も多くの方がアイスコーヒーを飲まれていました。参拝後に名水仕込みのコーヒーもお試しあれ。

詳細情報

名称:梨木神社
場所:京都市上京区寺町通広小路上る染殿町680
電話:075-211-0885
公式サイト:https://www.nashinoki.jp/

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