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厚木市立戸田小 絵本の世界 児童に届け 読書ボランティア「新たな一歩」〈厚木市・愛川町・清川村〉

タウンニュース

「おはなし広場」のようす(提供写真)

子ども達にステキな本を届けたい―。

厚木市立戸田小学校の読書ボランティア「にじのとびら」(北村有紀代表)では、児童が本に親しみやすい環境づくりに取り組んでいる。

コロナ禍で多くの学校行事が自粛されるなか、「希望をもって無理なく楽しく」を合言葉に、できることを探しながら活動を継続している。

にじのとびらは当時、幼稚園に勤めながら2人の子どもを同校に通わせていた北村代表が発起人となり、2008年に発足。絵本の持つステキな世界観を子ども達に楽しんでもらおうと、児童の待つ教室で毎週木曜日の朝8時25分から15分間の読み聞かせを行ってきた。北村代表は「心を豊かにする種をまくように」と当初を表現する。

現在のメンバーは10人で同校児童の保護者、かつて子どもを通わせていた元保護者、活動に共感した地域住民で構成。朝だけでなく、「スペシャル昼読」と題した年3回の季節プログラムも実施する。オリジナル絵本づくりも積極的に取り組み、なかにはメンバーお手製の触れて遊べる布絵本もあり、子どもと絵本をつなぐ架け橋のような立ち位置で数々の作品を届けてきた。

「木曜日を楽しみにしてくれる子どもが増えた」と実感していた活動は、コロナ禍で状況が一変。昨年3月には文科省の一斉臨時休校通知に伴い、休まず続けていた活動を休止することに。図書室にメンバー推奨の絵本紹介コーナーを設けて児童との対面を心待ちにしていたが、再開は今年6月までずれ込んだ。

朝の教室だった会場は、昼休みの体育館へ時間と場所を変え、「おはなし広場」として活動を再開。試行錯誤の感染症対策を施しながら、「にじのとびら」を知らない1・2年生に大型絵本を披露し、新たな一歩を踏み出した。北村代表は「大人でも窮屈と感じているなか、できないから、やらない選択はない」とし、「学校と連携しながら『とだっこ』のために続けていきたい」と思いを強くした。

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