【ライブレポート】-真天地開闢集団-ジグザグ、圧巻のパフォーマンスに会場中が大熱狂!「サムライソニック」で最高のトリを飾る!<SAMURAI SONIC vol.6>
10月20日、音楽フェス「SAMURAI SONIC vol.6」(サムライソニック)が、千葉・幕張メッセにて開催されている。
「SAMURAI SONIC」は打ち鳴らせ、魂動(こどう)をコンセプトに、2021年11月に初開催され、今回で6回目を迎える。
このイベントに-真天地開闢集団-ジグザグが出演。当記事では、
-真天地開闢集団-ジグザグのライブレポートをお届けする。
(以下ライブレポート)
-真天地開闢集団-ジグザグ
互いに限界を超える勢いで。いや、限界なんて言葉はすっかり消し去り、全力で暴れ狂っていた。まさに、-真天地開闢集団-ジグザグのライブらしい景色じゃないか。
愚かな者に救いの手を をコンセプトに、2016年より本格始動。イベントのトリを飾ったのが、-真天地開闢集団-ジグザグ。
呪詛を唱えるような読経と、古の眠りから命を呼び起こす荘厳な音色(SE)が流れだす。-真天地開闢集団-ジグザグのライブは、最初から観客たちへ挑みかかるように、スリリングかつ疾走する豪快な演奏が轟き渡る『Drip』からスタート。狂気を描きだす楽曲の上で、場内中の観客たちへ鋭い視線??を向けながら命-mikoto-がギターを掻き鳴らし、声を刺すように歌っていた。テンション高くも心地好い、この緊張感が堪らない。
美しくも雅なピアノの旋律が鳴り響く。命-mikoto-の「拳を上げろ!!」の声を合図に楽曲が爆発。『Cry Out -victims-』を通し3人は、身体中から沸き立つ熱情した思いをすべて叩きつける勢いで歌い演奏していた。命-mikoto-に至っては、低音の効いた声からスクリームした叫びまで多彩な表情を持って、楽曲に荒ぶる極彩色な彩りを与えていた。だから、その声や演奏に食らいつきたい気持ちに心がずっと染まっていた!!!
MCでの命-mikoto-のテンションがやたら高い。それだけ、みずからも興奮を覚えていたということだろう。
「寿司は世界を救う」「みなさん寿司は好きですか」という命-mikoto-の言葉を受け、世界平和を願って歌ったのが、みんなでJとPの文字を作って盛り上がるタオル曲の『JAPPARAPAN ~Japanese Party~』。「I LIKE SUSHI」「WE LIKE SUSHI」と先にかけあったうえで、演奏へ。
『JAPPARAPAN』の演奏が始まると同時に、フロア中の人たちがタオルや掲げた拳をくるくる回しだす。命-mikoto-は突き刺すように次々と言葉を吐き出せば、サビではタオルを振りながら一緒に盛り上がる。途中には、命-mikoto-と観客たちが、寿司を握るポーズも組み入れて熱狂する場面も。さらに、「I LIKE SUSHI」「WE LIKE SUSHI」の熱いやりとりも誕生。かなり攻めたパワフルで格好いい楽曲なのに、ニヤニヤとした表情を浮かべ一緒に祭りあがれるのも、この曲の楽しさだ。
「SAMURAI SONIC」に掛け合わせるように、数ある-真天地開闢集団-ジグザグの曲の中でもレア度の高い??『真侍道』を演奏。命-mikoto-と観客たちが、刀でザンバラと斬るポーズも取り入れながら、命-mikoto-の振りに合わせ、みんなで魂を一つに騒ぎ祭る。ヴィジュアル系というシーンの中にいながらも、ヘドバンや折り畳みをするだけではなく、多種多彩なノリ方を示し、けっして誰も置いていかない楽しさを彼らは与える。だから、初見と思われる人たちも、この場に生まれた楽しい空気に誘われ、同じ振りをしながら無邪気にはしゃいでいた。
一転、『復讐は正義』では、命-mikoto-のグロウルを合図に、大勢の人たちが頭と拳を振りまくる。互いに限界を超える勢いで。いや、限界なんて言葉はすっかり消し去り、全力で暴れ狂っていた。これも、-真天地開闢集団-ジグザグのライブらしい景色じゃないか。
続く『きちゅねのよめいり』では、この場にいる人たちをかわいいきちゅねに染め上げ、激しい中にも愛らしさを持った楽曲に乗せて、恋をアプローチ。弾む命-mikoto-の歌に合わせ、大勢の人たちが高く上げた手をかわいく振り、愛らしいきちゅねになり、胸をキュンキュンときめかせていた。思わず「こんっこっこん」と叫びたくなる気持ちも、この場にいたらよーくわかる。
終盤、ふたたび激しい熱狂を作りあげようと、-真天地開闢集団-ジグザグは毒々しい歌と演奏に乗せて『Promise』をぶつけてきた。重厚さを持って始まった楽曲も、サビへ向かって進むにつれスケールを増せば、サビでは高揚した気持ちへしっかりと染め上げる。強い信念や思いを詰め込んだ楽曲だ。後半には、命-mikoto-と一緒に歌う人たちもあちこちに登場。感情を熱く揺さぶる約束の歌が、いつしか胸の内に熱い思いを塗りたくっていた。
-真天地開闢集団-ジグザグは最後に、熱情と解放感を重ね持った『Nighty Night』を演奏。一緒にシンガロングしたくなる高揚を与える、エモくアッパーな楽曲だ。大勢の人たちが命-mikoto-と一緒に胸の内で歌えば、その喜びを高く掲げた手にすべて乗せ、ステージ上のメンバーらへ向けて突き上げていた。いつしか胸をスカッとする一体化を覚えながら、笑顔の自分が生まれていた。
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