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イワナ待つ春渓をルアーで散策 解禁日釣行レポ【長野・遠山川水系】

TSURINEWS

解禁日釣行で手中にした渓魚(提供:週刊つりニュース中部版APC・永田幹夫)

3月1日は長野県飯田市を流れる遠山川水系の解禁日。友人に誘われて、私もルアーで渓流魚を狙って釣行してきた。前半は支流でイワナと遊び、後半は本流でアマゴ狙い。それぞれ本命を仕留め楽しい一日になった。

遠山川水系の解禁日に渓流ルアー釣行

53回目の誕生日でもある3月1日は、長野県飯田市を流れる遠山川水系の解禁日。しかし愛車は4WDではないので、この時期県境の残雪が心配される遠山解禁釣行は、足回りが万全な車に便乗しないと実現しないのである。が、捨てる神あれば何とやらで、今年も友人に誘われて遠山入りがかなった。

そして当日はもう1台、友人3人が乗る車と浜松市天竜区のコンビニで合流し、計5人で静岡~長野の県境に急ぐ。峠前の気温は3度だったものの、その先に雪や路面の凍結もなく、午前7時半に道の駅遠山郷に到着した。

支流上村川筋へ入渓

当日のタックル(作図:週刊つりニュース中部版APC・永田幹夫)

天気は快晴。談話をしながら着替えを済ませると、まずは支流の上村川筋へと向かった。クリアな流れを目にしつつ北上し、先行する仲間の車が道端に車を寄せるのを見届けて、私たちはさらに上流へと進んで狙いの入渓点に停車した。

ベルトを締めてペットボトルのお茶をドリンクホルダーに入れ、ベストを着て、ロッドを持って準備は完了だ。眼下には冷たそうな流れがある。渓魚からの反応はあるのか、ないのか。期待と不安が入り交じるなか、枯れたボサをかき分けて水辺に近づいていった。

まずはスプーンで挑戦

ちなみに、渓流で使うルアーは大きく分けて2種類。小魚を模したミノーと、エリアでも多用されるスプーンである。スプーンのカラーはシルバーやゴールドを基調にカップの反対側が塗装されていて、やはり小魚や甲虫を模したデザインが多い。

支流でイワナ狙い(提供:週刊つりニュース中部版APC・永田幹夫)

2020年、私が最初に使おうと決めていたスプーンは、フォレストのフロントレイク4gのアワビ張り。フックはダメージ軽減のため10番にサイズダウンしている。と、セットできたところで下流の友人を眺めると、1カ所に集中してなかなか動かない。釣り上ってきて様子を聞くと、深場に沈めたミノーにイワナ3匹のチェイスがあったと興奮気味だ。

シェイクで誘い上下動で食わす

ヒットには至らなかったものの、反応があることにまずは安心。さらにスプーンのネチネチしたアクションなら、より長くアクションできることが有利かも? と思い、反転流にフロントレイクを流し込む。

そしてボトム付近からジャークさせて浮かせ、定位させつつキラキラと動かしていると、イワナが岩陰から姿を見せた。根気よく絡むものだから、こっちも夢中になって誘い続ける。1分、2分くらいの攻防の末、ようやく初イワナがネットイン。

これを見た友人もすぐさまスプーン(MIU4・2g厚板)に替え、50m進んだ深場で同じく初イワナがヒットした。その後もスプーンのシェイクで誘い、上下動で食わせるやり方が好調で、飽きられたところのリップレスミノーも的中する。釣果は2バラシ4ヒットで全てイワナ。友人にはサビのあるアマゴも出て、午前の釣りを終えた。

午後は本流の放流アマゴに挑戦

お昼は天ざる(提供:週刊つりニュース中部版APC・永田幹夫)

昼食はなじみのソバ屋に入店し、土間に置かれた椅子に座って天ざるソバをいただく。お会計して店のご主人とお女将さんにあいさつをし、続いて町中の雑貨屋で年券を更新した。そして本流に戻って成魚放流されたアマゴに遊んでもらうのだが、このアマゴたち、早朝から釣り人のプレッシャーに鍛えられているため、一筋縄では行かない。

広い河原をウロウロ(提供:週刊つりニュース中部版APC・永田幹夫)

アマゴは1バラシ2ヒット

同じ方向からスプーンの流下にはすぐスレてしまい、ウエイトやサイズ、さらにカラーや立ち位置を変えながらひたすら魚影を探すのだ。これがまた面白く、広い河原をウロウロと2時間。後半のアマゴは1バラシの2ヒットだったが、トータルで上出来の遠山解禁釣行である。

後半は成魚放流のアマゴと遊ぶ(提供:週刊つりニュース中部版APC・永田幹夫)

<週刊つりニュース中部版 APC・永田幹夫/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年3月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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