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真冬の風物詩『紀ノ川河口フカセチヌ』がシーズンイン【和歌山】

TSURINEWS

フカセ釣りで本命チヌ45cmと38cm(提供:WEBライター・秦厚治朗)

冬の低水温期になるとチヌ(クロダイ)が本番を迎える和歌山・紀ノ川河口のフカセ釣り場へ出かけた。当日は、海から海水が差してくるタイミングでチヌを狙い45cm&38cmのチヌを仕留める事ができた。

冬場の定番ポイント

今年初のチヌ釣りに関西圏では冬場のチヌフカセ釣りの定番ポイントとなっている和歌山市の紀ノ川へ出掛けた。

1月17日は日の出頃に自宅を出て、途中の釣りエサ店でまきエサの準備をした。当日のまきエサは生オキアミ3kgに対して、生さなぎ黒鯛2袋を良く混ぜ合わせたものを用意した。さしエサには生オキアミ、コーンを持参した。

当日使用した配合材(提供:WEBライター・秦厚治朗)

二枚潮の中実釣開始

この日の潮周りは、小潮で午前11時に満潮を迎える上げ潮狙い。小雨混じりで北東の風と言うあいにくの天候だったが、大阪側に当たる紀ノ川右岸最下流の垂直ケーソン堤防に釣り座を構えた。

午前8時過ぎに第一投。表層は上流からの川の流れはあるが、底は明らかに海からの温かい潮が上るいわゆる2枚潮だ。5B負荷の棒ウキにガン玉5B+ハリス側にゴム張りオモリG3を打つと、ちょうどウキがシブシブになった。

水深2ヒロにウキ下は4ヒロ?

特に底が荒くないので、ハリスは1.2号を2ヒロとれば十分である。紀ノ川は平均的にどのポイントも、表層から底までは垂直で2ヒロほどだが、流れ出すと止まらないので、4ヒロほどのウキ下でトントンになる場合がある激流での釣りだ。ウキは沈めるか、重めの仕掛けでしっかりタナを取るかのどちらかになる。

エサ取りで多いのがフグ&ボラや河口特有のハゼ、時にはコイも掛かる。ここ数年で冬場に大量に出てくるのがコノシロである。

紀ノ川のチヌは居付きと、海からの遡上回遊タイプの2パターンの個体がいる。ただ、当日は釣り開始から2時間経過してもチヌの気配を感じ取れないので、どうもこの辺りでは居付きが居なかったようで残念である。

回遊チヌ2尾をキャッチ!

根気よくまきエサを打ち返し、回遊を待つしかないと思っていた矢先、ウキがシブシブと入っていた。底のシモリか?確認のため、ゆっくりと竿で聞いてみると、道糸がもの凄い勢いで走った。

竿いっぱいにその引きを受け止めてタモ入れしたチヌは、ちょうど45cmだった。その10投ほど後にも軽く誘いをかけると一発消し込みでウキが入った。良く走るチヌをタモに収めると、少し小ぶりな38cmを追加。

よく引いた45cm(提供:WEBライター・秦厚治朗)

海からの遡上回遊でチヌが居付くのを目論んだが、またアタリが遠のく。午前11過ぎ、満潮から折り返して下げ潮にかわった途端に、この釣り場特有のぶっ飛びの流れになり、雨も強くなってきたので納竿した。

本年初の寒チヌは2尾と少し残念な釣果だったが、紀ノ川の真冬のチヌフカセは、まだまだこれからが本番で、水温が1ケタ台でも2ケタ釣果が珍しくなく、通いたくなる釣り場である。

<秦厚治朗/TSURINEWS・WEBライター>

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