コンビニで買える【釣り人向け熱中症対策アイテム】紹介 タブレッツの適正摂取量とは?
梅雨が明け、連日うだるような猛暑が続いている。炎天下の釣行では熱中症対策が必須だ。今回は釣り場での熱中症対策として釣り人がコンビニで購入することの多い、「ポカリスエット」「塩分チャージタブレッツ」の釣行時の適切な摂取タイミングや量についてまとめてみた。
夏場の釣行で気を付けたい熱中症
夏本番を迎え、35℃越えの猛暑日が続いている。35℃を超える炎天下での釣行では熱中症対策をしないと命の危険すらある。特に重要なのが「速やかな水分や汗で失う成分の補給」。
そんな釣りシーンで釣り人が良く行くコンビニでも売っている「ポカリスエット」と「塩分チャージタブレッツ」について各メーカーにインタビューと情報まとめを実施した。
大塚製薬・ポカリスエット
ポカリスエットについての製品説明はもはや不要であろう。日本を代表するイオン(電解質)ドリンクだ。ポカリスエットを釣りシーンでどのタイミングで飲むのが良いのか、どのくらいの量を飲むのが良いかについてポカリスエットの販売会社である大塚製薬株式会社の情報をまとめた。
摂取のタイミングと量
釣りシーンにおいては、長時間屋外にいることになるため、「こまめな水分補給」が必要になる。
人間は体重の3%の水分を失うと、運動能力や体温調節機能が低下し、身体に変調をきたす。特に、肥満傾向の人、体力・持久力の低い人や持病のある人は熱中症を起こす危険性がより高くなる。釣りをはじめ外出の際は、体調の変化に十分に注意を払い無理をしないよう心掛ける必要がある。
ポカリスエットは、体液に近い電解質のバランスのため、体内にすばやく吸収され、身体を長時間うるおすことができる健康飲料。また適度な糖質を含むことにより、汗で失った水分や塩分(ナトリウム)をすばやく身体に吸収され、身体の中に長く保持される。飲みものです。(※食塩相当量:100mlあたり0.12g)
厚生労働省は、熱中症対策の一つとして、「食塩相当量0.1~0.2g(100mlあたり)含んでいる飲料」を推奨しており、摂取のタイミングは20~30分ごとに「カップ1~2杯」程度摂取することが望ましいとしている。また日本スポーツ協会が発行するスポーツ活動中の熱中症予防ガイドブックでは食塩相当量に加え、4~8%程度の糖質を含むものが推奨されている。実釣中においても、これらの内容を参考にしていただきたい。
釣り人におススメ
ポカリスエットは、様々な生活シーンにおいて活用できるラインアップを展開。釣りに向かう道中のコンビニで入手でき、かつこまめな水分補給が可能なアイテムとしてペットボトルや、携帯しやすい粉タイプなどがおススメだ。
カバヤ食品・塩分チャージタブレッツ
もう1つのアイテムは、夏場に釣行する人の多くが携帯している「塩分チャージタブレッツ」。その製造会社であるカバヤ食品株式会社広報室の廣井良伸さんにインタビューを実施した。
摂取のタイミングと量
廣井さん
本製品は、塩分をいつでもどこでも素早く補給できる商品ですので、汗をかいたそのときに水分と一緒に摂取して頂くことがおすすめです。塩分チャージタブレッツ1粒には約0.1gの塩が含まれているため、ペットボトル一本(500ml)の水に対して5粒程度、コップ一杯の水(200ml)に対して2粒程度が召し上がっていただく際の目安量となります。
釣り人におススメ
廣井さん
釣り人の皆様におススメしたい塩分チャージタブレッツは2フレーバーございます。それは、「塩レモン味」と「梅味」です。塩レモン味は、スポーツドリンク味よりクエン酸が多く配合されており、さわやかな酸味が特長です。梅味は塩味と相性が良く、馴染みのあるすっきりとした梅味が特長です。スポーツドリンク味も含めて釣り人の皆様にご愛用いただきたいですね。
<河野/TSURINEWS編集部>