四日市在住のバイオリニスト高橋真珠さん ピアニスト杉林岳さんとリサイタル 7月にムーシケで
バイオリニストの高橋真珠さんとピアニストの杉林岳さんによるリサイタルが7月26日、四日市市安島の第一楽器四日市店4階にあるコンサートホール「ムーシケ」で開かれる。時間は午後7時から。
伊勢市出身の高橋さんは現在、四日市市に在住。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、海外の大学などでも学び、ロンドンマスタークラス、スイス・ティボーヴァルガ音楽祭などに参加し、記念コンサートなどに出演した。兵庫県立芸術文化センター管弦楽団、香港シンフォニエッタ、ニュージーランド・オークランド管弦楽団奏者を務めた。全国各地でリサイタルをするなど活躍する中、後の指導にも力を入れている。
杉林さんはピアニストとして国内外のコンクールで多数の受賞経験がある。2021 年に拠点を日本へ移し、エーデルベルク音楽教室を設立。また、セレーノ・ミュージックエンタープライズより「Lyric」「Live in Osaka」の 2 枚のアルバムを発表した。
【杉林さんと演奏する高橋さん(提供写真)】
これまでの2人での演奏は数回あったが四日市で披露するのは初めて。「音楽歴を超えて、海外数カ国を含め多くの土地を移り渡り体験してきた事ひとつひとつを音に音楽に表せたらと思っております」とリサイタルへの思いを話す高橋さん。昨年から四日市に住み、地元となった地域で初の演奏となる。「前半はモーツアルトとベートーヴェンの明朗な雰囲気のソナタを、ウイーンにて長期間ピアノ及び伴奏法にも学んだ杉林岳氏をお迎えして演奏、後半は私の学んだアメリカの女流作曲家エイミー・ビーチの美しい小品に始まり、喧騒な今日、心を鎮めて祈りをこめ、エルガーとバッハの楽曲をお届けした後は、一時ブームにもなったアルゼンチンタンゴで知られるピアソラの楽曲で熱くしめたいと思います。少しでもたくさんの方と其々の作曲家の世界観と私の言葉のない日記、僭越ながらメッセージのようなものを共有させていただけたら幸いです」とリサイタルの魅力を話していた。
料金は前売り券が一般3500円で当日券は4千円。高校生以下は2千円。問い合わせは高橋さんTEL080-5170-6062、またはEメール(matamatakahashi@hotmail.com)へ。