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室町時代に開山された歴史あるお寺の中にあるノスタルジーなショップ&カフェ「満龍寺 Kiosk/さいはてcafe(まんりゅうじ キオスク/さいはてカフェ)」@長野県須坂市

Web-Komachi

長野県須坂市のはずれに佇む「満龍寺」。一見素朴なつくりの普通の寺院だが、一歩足を踏み入れると、時代や国境を越えた品々と、新たな「集いの場」としての可能性が広がっています。
同寺院の中にあるのは、古着・古雑貨を販売する「Kiosk(キオスク)」と、焼き菓子&コーヒーを提供する「さいはてcafe」。古雑貨屋、カフェともに月に数回のオープンで、〈家でも職場でもない第三の居場所、「サードプレイス」としてのお寺〉を目指す住職・高津さんが、世代や立場、国籍も関係なく、誰もが自分のペースで過ごせる空間を提供しています。


まず目に入るのが境内に置かれた年代物の家具や雑貨、古着の数々。古着古雑貨屋「Kiosk(キオスク)」として開かれているその部屋には、いろんな町のリサイクルショップを濃縮したようなディープな品々が所狭しとならんでいます。

個性的なラインナップですが不思議とうるさくなく、古着や古雑貨がこれでもかと詰め込まれ、隅々まで宝探しをしたくなるほど。仕入れは、スタッフのセレクトのほか、解体を控えた地域の施設から「ゴミになるなら」と引き取ってきたものがあるんだとか。

「須坂の三大名所から来たものもあるんですよ」と笑う住職の高津さん。駅前の商業施設やショッピングセンター、惜しまれつつ閉館した迎賓館など、町の記憶を宿したモノたちが、この寺で新たな息を吹き込まれています。


さらに奥へ入っていくと、水曜夜と、境内で朝ヨガが行われる日の昼にのみ営業する「さいはてcafe」が。カフェカウンターがあり、手作りの焼き菓子やオリジナルブレンドのコーヒーを提供しています。

境内のあちこちに椅子やソファーが置いてあり、照明も幻想的。ドリンクやスイーツを購入した人は好きな場所で思いのまま過ごすことができます。

焼き菓子のなかでも、カヌレが一番人気なんだとか。漫画や本も置いてあり、ちょっとした秘密基地のような雰囲気も楽しめます。

室町時代後期に開山されたと言われる歴史ある「満龍寺」。レトロで雑多だけど、それが何だか心地良い“新たなお寺”の形。集団行動が苦手な人がひとりで本を読んでいたり、子どもたちが走り回っていたり――。充電が必要な時に、いつでも立ち寄れる避難所のような場所として、町の記憶を受け継いだモノたちに囲まれながら、今日もこの寺は、未来の記憶を紡ぐための新たなご縁を結び続けています。


※長野Komachi2025年秋号に掲載された内容です。最新情報をご確認の上、ご利用ください

【長野県の情報サイト Web Komachi】

満龍寺 Kiosk/さいはてcafe
(まんりゅうじ キオスク/さいはてカフェ)
●住所
長野県須坂市日滝667
●電話番号
なし
●営業時間
水曜 17時~22時
●定休日
不定休
●席数
10席
●駐車場
25台
●備考
Kioskは問い合わせ次第でオープン可能
●「満龍寺」Instagram
https://www.instagram.com/manryuji667/
●「満龍寺 Kiosk」Instagram
https://www.instagram.com/kiosk667/
●「満龍寺 さいはてcafe」Instagram
https://www.instagram.com/saihate667/

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