新城高演劇部 「自分で考え、行動しよう」 新城小で防犯教室
新城高校演劇部の部員9人が7月17日、新城小の3年生111人を前に「高校生による防犯教室」を行った。
「かんがえようやっていいことわるいこと〜おみせのなかで〜」という演目で、友人と2人でコンビニに菓子を買いに来たが、お金が足りずに万引きしてしまうという場面を演じた演劇部の部員。店員に見つかって警察に補導され、自分たちがどれだけ悪いことをし、家族を悲しませたのかを臨場感あふれる演技で披露した。部員らは演技の中で「人の物と自分の物を区別すること、自分で考えて行動すること、正しい行動をするための強い心を持つこと」を訴えた。特別ゲストとして中原署生活安全課防犯少年係の蛯原萌久夢さんが警官役で参加。「部員たちの真剣に取り組む姿に感動した。参加できてよかった」と話した。
部長の門馬律花さん(2年)は「精一杯の演技ができたと思う。この劇を見た児童たちが、自分の行動に責任を持つことを考えるきっかけになってくれたらうれしい」と思いを込めた。