河村勇輝がグリズリーズと2way契約を締結 初の“Bリーグ出身NBAプレーヤー”誕生に大きく前進!
日本人4人目と史上初の快挙をめざして
NBAのメンフィス・グリズリーズは現地時間10月19日(日本時間20日)、エグジビット10契約を結んでトレーニングキャンプに参加中の河村勇輝と2way契約を締結したことを発表した。
「2way契約」を結ぶと、主戦場はGリーグ(ゲータレード・リーグ/将来のNBA選手の育成を目的にNBAの後援によって運営されているリーグ)でありながら、最大50試合まではNBAのレギュラーシーズンの試合に出場ができるようになる。過去の日本人では渡邊雄太がジョージ・ワシントン大を卒業後にグリズリーズと2way契約を結び、NBAでのプレーという夢を叶えている。
プレシーズンゲームでの活躍はもちろんのこと、英語でチームメイトと積極的にコミュニケーションを図るなどコート内外でのアピールが実り、現地でも大きな注目を集めている河村の挑戦。このまま無事にNBAデビューを果たせば、田臥勇太、渡邉雄太、八村塁に次ぐ日本人4人目の快挙となる。
また、河村は福岡第一高から東海大に進み、大学在学中にBリーグの横浜ビー・コルセアーズと契約を結んでプロ入り。史上初となる「Bリーグ出身の日本人NBAプレーヤー」誕生にも期待が高まる。
このことについて、Bリーグのチェアマン・島田慎二氏は「海外でのプレーを目指す選手や、バスケットボール選手に憧れる子供たちの希望となるよう祈っています」とコメント。
172センチの小柄な身体に様々な夢を背負い、河村の挑戦は続いていく。
▼ B.LEAGUEチェアマン・島田慎二氏
かねてよりNBAへの挑戦を公言していた河村選手のメンフィス・グリズリーズ(NBA/アメリカ)との2WAY契約締結について発表されました。誠におめでとうございます。
並々ならぬ努力で日々進化をし続け、無保証のエグジビット10契約でNBAの世界に挑戦し、わずかなチャンスから今回の2WAY契約締結を勝ち取った河村選手を誇らしく思うのと同時に、今後NBAのコートに立ちプレーをする姿を期待しています。
また河村選手が日本人として初の「B.LEAGUEから輩出されたNBA選手」となり、海外でのプレーを目指す選手や、バスケットボール選手に憧れる子供たちの希望となるよう祈っています。そして引き続き B.LEAGUE も精進して参ります。
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記事:SPAIA編集部