知る人ぞ知る、『高源寺』のもう一つの絶景!丹波青もみじで涼やかなひととき 丹波市
丹波の“もみじ”といえば、真っ赤に染まる紅葉を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。秋の名所として知られる一方で、初夏にしか見られない“もうひとつの絶景”が存在することをご存じですか?
丹波ではこの季節になると各地で青もみじが瑞々しく茂り、初夏の景色を彩っています。それに合わせて、市内各地の寺社12カ所では「丹波 青もみじめぐり」が開催されています。
今回、12ヵ所の開催寺院のひとつ『高源寺』(丹波市)を訪問。同寺は、1325年に開創された臨済宗の寺院で、天目楓をはじめとした約200本の紅葉が境内を彩り、“丹波紅葉三山”のひとつとしても知られています。
紅葉の名所として知られる同寺は、初夏にどのような表情を見せてくれるのでしょうか。惣門周辺では、門に被さるように青もみじが広がり、境内へ足を踏み入れる前から爽やかな景色が広がっていました。
境内へ続く参道では、頭上を青もみじが覆い、まるでトンネルのよう。歩くだけでも涼やかな気分になりました。木漏れ日が石畳に落ち、初夏らしい爽やかな空気に包まれています。
山門周辺では、歴史ある建築と鮮やかな新緑のコントラストが印象的でした。
石段を上りきると、目の前には仏殿と青もみじの景色が広がっていました。山門が額縁のような役割を果たし、まるで一枚の絵画を眺めているかのように美しく、思わずシャッターに手が伸びます。
苔の帽子をかぶったような石仏さまを発見。この、なんとも愛らしいお姿の石仏さまはSNSでも人気で、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
何故苔の帽子をかぶっているのか…?信者の方が毛糸の帽子をかぶせ、そこに苔が生えて苔の帽子になったそうですよ。
石像の周囲にはひっそりとユキノシタが咲いており、石仏さまの愛らしさをよりいっそう引き立てていました。
紅葉シーズンには人気の撮影スポットとして知られる多宝塔。初夏には青もみじが周囲を彩り、秋とはひと味違う爽やかな表情を楽しめます。
秋の紅葉とはまた異なる、爽やかな景色を見ることができた『高源寺』の青もみじ。境内を吹き抜ける風や木漏れ日に癒やされながら、初夏ならではの風情をゆったりと満喫できました。
丹波市内の寺院12ヵ所で開催中の、新緑が美しい景色を楽しめる「丹波青もみじめぐり」。期間中は特別にそれぞれの寺院で「青もみじ御朱印」(有料)をいただくことができます。手書きで対応されている寺院では事前に「青もみじ御朱印希望」とお伝えください。
秋の紅葉とはまた違った、初夏ならではの爽やかな風情を感じられるこの季節。次はどこの青もみじをめぐろうかと、丹波の古刹に思いを巡らせるのでした。
場所
高源寺
(丹波市青垣町桧倉514)
拝観時間
8:00~16:30(4月~10月)
8:30~16:30(11月~3月)
閉門 17:00
授与所受付時間
9:00~16:30(4月~10月)
9:30~16:30(11月~3月)
※御朱印は手書き対応、留守時は書き置き対応
入山料
一般(高校生以上)400円
中学生以下 無料
問い合わせ
0795-87-5081