【熊本市北区】焼き鳥の匂いに釣られ入ったのに、気づけば沖縄料理を食べてた件。
食いしん坊ライターのRuyです。 昨年12月に肥後ジャーナルで紹介した「ちゅらさんうどん」でうどんを食べてきました。 オープンから4カ月。新メニューも増え、お客さんもたくさん入られており活気付いていた店内。 好きなお店が賑わっていると、何だか嬉しくなりますね! うどんの余韻に浸りながら帰路についていると、どこからともなく良い匂いが。
ん、あれは…焼き鳥!
酒盗というお店ですね。
焼かれているのは酒盗の店主、田中さん。 先ほど触れたちゅらさんうどんのオーナーさんでもあります。 …ん、田中さん?! これはこれは、その節は大変お世話になりました。 焼き鳥の匂いって不思議ですよね。 うどんでお腹を満たしてきたはずなのに、もうお腹が空いてしまっている。 満腹メーターが0になってしまったので、このままお店に入っちゃいましょう!
沖縄を感じる店内
酒盗、読み方は「しゅとう」です。 引き戸を開けて店内へ。
店内は座敷が3つ。
カウンター4席。
店内の各所には小さなシーサーが顔を覗かせています。
沖縄の地図も。
泡盛も置いてありました! 沖縄感溢れるBGMも流れており、本当に沖縄に来ているかのよう。 熊本に居ながら沖縄を感じられる、素敵な空間です!
味覚で楽しむ沖縄
店内の沖縄の内装に見とれていましたが、お店に来た目的は焼き鳥。
その焼き鳥のメニューがこちら。 木の板に書いてある感じが昔ながらの屋台のよう。
今回チョイスしたのは、手前からつくね、やげん、鳥ももです。 酒盗の焼き鳥には、「雪塩」と「シママース」という塩を用いられており、雪塩はさらさらとしてキメの細かい塩、シママースは粗目の塩、種類の違う塩をブレンドして使用されています。 どちらも沖縄から取り寄せられたもので、シママースのマースは沖縄の言葉で「塩」を意味するのだとか。 雪塩は食材に溶け込みやすく、シママースは食感が特徴的でまろやかな塩気があり、焼き鳥の味を引き立たせてくれていました。 つくねも塩で食べればよかった。 酒盗のメニューはこちら。
店内の雰囲気同様、メニューにも沖縄感が満載。
店内にあるホワイトボードにもたくさんのメニューが。 こりゃ選びきらんごつある… どれも美味しそうですが、やっぱり沖縄と言ったら海ぶどう! 実はお店に伺った日…
海ぶどうが届いた日だったんです! これはもう、海ぶどう側から食べられに来てますね。 ということで直送されてすぐの海ぶどうを注文。
これこれ。このプチプチ感! ザ・沖縄とも言える一品。 海ぶどう単品でのメニューもありますが、海ぶどうを使ったサラダも。
海ぶどうと生ハムのサラダです。 野菜のシャキシャキ感と海ぶどうのプチプチ感とほんのりとした塩味が特徴的! 続いて気になったメニューは、
チーズゴーヤチャンプルー! チャンプルーと言えば、沖縄料理でパッと思いつく人も多いのではないでしょうか。 ゴーヤチャンプルーを頼もうかと思いましたが、ゴーヤの苦みが不安だったので、チーズの方にしました。 お店の方曰く、チーズの方が食べやすくなってるのだとか。 食べてみると、濃厚なチーズがゴーヤの苦みを和らげてくれてとても食べやすい!玉ねぎとふわふわの玉子の甘みも相まって、食べだしたら止まりません! そして〆には、こちら。
沖縄そば! 実はこのそばの麺、
宮古島の製麺所から直送で仕入れられています! 太麺で、しょうゆとんこつベースのスープが良く絡み、そのうえ歯応えもある! 初めて出会った麺です。本来なら宮古島でしか食べられない麺が、ここ熊本で食べられるなんて… 宮古島まもる君もどこか誇らしげです。 食事としても〆としても楽しめる、万能な沖縄そばです!
焼き鳥も沖縄料理も美味!
焼き鳥、海ぶどう、サラダ、チーズゴーヤチャンプルー、沖縄そば。 …結局、焼き鳥以上に沖縄料理食べてたな(笑) でも、どのメニューも美味しかったので大満足です! ちなみに焼き鳥はテイクアウトもされていますので、焼き鳥だけ買いに来るお客さんもいらっしゃるとのこと。 沖縄料理を堪能したいという方はもちろん、焼き鳥気になるからまずは焼き鳥だけでも買いに行こうかなという方も、ぜひ一度「酒盗」に足を運んでみてください! 次行った時は、せせりのシークワーサーマヨ食べよ。 (記事公開後は混み合う可能性がございますので、日にちを空けてのご来店をおすすめします。)