まったりくつろぐ姿にキュン♡カピバラファミリーと触れ合おう【袖ケ浦市】
「袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁」では人気のカピバラと触れ合うことができます。のほほんとした姿は癒やし感満載。カピバラの魅力をたっぷりご堪能ください。
人懐っこくマイペース。活動的な一面も
触れ合えるカピバラは、アンドレ、マリー夫婦と2022、23年に生まれた5頭の子どもたち。
「目や口元以外なら、どこを触っても大丈夫」と縁長の國立さんに教えてもらい、くつろいでいるマリーの背中に人生初のカピバラタッチ。
固い。
むっちりボディーは引き締まり、その体毛はまるでたわしのよう。
首の後ろや鼻先をカキカキすると、気持ちよさそうに目を細め、ついにはおなかを見せてゴロン。
想像以上の人懐っこさです。
國立さんにマリーが出産した時の動画を見せてもらっていると、赤ちゃんの声にカピバラたちが反応!「クルクル…」と鳴きながら一斉に集まってきました。
「これは機嫌が良い時の声。『何だ何だ?赤ちゃんが生まれたのか?』って見に来たのかも」と國立さん。
マイペースなカピバラの意外な一面を垣間見た瞬間でした。
國立さんはカピバラとの触れ合いについて「マイペースな生き物なので追い回したりせず、彼らのペースに合わせてくださいね」と教えてくれました。
国内飼育のカピバラが抱える種の問題
国内で飼育されているカピバラは、国内繁殖した個体の子孫がほとんど。
そのため血縁関係の交配が進み、血統が濃くなる問題を抱えています。
これを解決するには、血縁の遠い個体同士の交配が必要不可欠なのです。
アンドレとマリーは、オランダからお迎えした、新しい血統の個体です。
ふれあいどうぶつ縁では新しい血を広めてほしいと、23年4月に生まれた5頭のうち2頭と、12月に生まれた3頭の子を、他の飼育施設に送り出しました。
今後は飼育中の子たちに、遠い血縁の個体と繁殖させる予定だそう。
実は現在、マリーが4回目の妊娠をしているようなのです。
今年の7〜8月ごろ、かわいい赤ちゃんが見られるかも知れません。
カピバラたちの新たな希望に期待したいですね。
※問い合わせ
電話番号/0438-60-4100
袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁
ホームページ/https://www.sodegaura-animal.jp/