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井の頭公園で「死神大魔王」を発見!禍々しすぎる見た目の“激辛菓子”を実食

おたくま経済新聞

井の頭公園で「死神大魔王」を発見!禍々しすぎる見た目の“激辛菓子”を実食

 東京・井の頭公園内、七井橋を吉祥寺駅方面に渡った場所にある売店のそばで“辛いお菓子”を集めた自販機を発見しました。

 その中でも特に筆者の目を引いたのが、「死神大魔王」という、なんとも禍々しい名前のあられです。

【販売されていた自販機】

■ 井の頭公園の自販機で売られていた謎のお菓子「死神大魔王」を食べてみる

 筆者が井の頭公園を歩いているときにふと目に止まったのが、七井橋側の売店脇に置かれた自動販売機。

 赤いボディに唐辛子の画像が貼り出されたその自販機は、飲み物ではなくお菓子を扱っているもののよう。

 しかもよく見ると、売っているのはすべて「辛いお菓子」という特化型。さらに自販機上部には世界の辛い唐辛子「トリニダード・スコーピオン」「ブート・ジョロキア」「キャロライナ・リーパー」のイメージ画像もあり、なんだかもう自販機そのものが辛みを帯びていそうな具合。

 ラインナップは3種。「日本一辛い黄金一味柿の種」と「辛鬼柿ノ種&ピーナッツ」という柿の種が2種類と、「死神大魔王」という謎のお菓子が1種類です。

 特に異質なのが「死神大魔王」。ほかの2つは「柿の種」というジャンルが分かるのですが、「死神大魔王」は何も分かりません。見た感じはあられっぽいです。

 ただ、その物騒すぎる商品名と、ドクロがあしらわれたパッケージデザインから、ほかの2つとは比にならないくらい「辛そう」なことだけは伝わってきます。

 さすがにこれを確かめないわけにはいかない……そう思って筆者は購入してみることにしました。価格は2種類あり1つ280円、もう1つが450円です。高い方はパッケージに「極」とついていたので、おそらくはサイズではなく辛さの度合いで価格に差がついているのだと思われます。

 残念ながら無印の方は売り切れだったので、「極」だけを買って帰りました。

 外側のプラスチックボトルから取り出してみると、中身はやはりあられのよう。パッケージはかなり仰々しいですが、見た目はそこまで辛くはなさそう。

 自販機に世界の唐辛子のイメージ画像が掲載されていたので「一体何種類の唐辛子が使われているんだ」と思ってパッケージの裏側を読んでみれば、表記は「唐辛子」のみでした。

 じゃああんまり辛くないのかな……と思いつつ内袋を開封して中を覗き込むと、強烈な刺激を一瞬感じました。思わず「あっ」とすぐ顔を離してしまったほどです。

 しかし不思議なのは、そこまで派手な辛さではないということ。言うなれば、極限まで研ぎ澄まされた針のような感じ。辛さの塊がブワッと顔全体を襲うのではなく、鼻や目にピンポイントで飛んでくる。

 ですが、嗅いだだけで「うわっ、辛ッ」とのけぞります。香りだけでここまでのダメージを受けたのは久しぶりです。

 しかしながら見た目はいたって普通のあられ。何も言われなければただの「醤油味のあられ」としか思わない、濃い茶色のビジュアルです。でも辛い。間違いなく。香りがそう言っている。

 実際に食べてみます。

■ 味も見た目も派手ではない……でも舌の芯までしっかり突き刺さってくる、確かな激辛

 恐る恐る一口つまんで食べてみると、醤油の香ばしい味が舌の上に広がるのは一瞬。直後には鋭い唐辛子の辛さが、舌全体にブワッと広がっていきます。

 ただやっぱり派手な辛さはない。辛いものを食べたとき、筆者はいつも舌の上に火を放たれる様子をイメージするのですが、この「死神大魔王」の場合は少し違います。

 舌の細胞一つ一つに線香程度の小さな、しかし確かな熱を丹念に押し当てられるような、なんだかそういう静かな辛さです。静かでいて、そして舌の芯までしっかり辛さに襲われる気がしてきます。

 筆者はあまり辛いものを食べて汗をかかないタイプなのですが、この「死神大魔王」は、1つ食べた瞬間に顔中の毛穴が開くような感覚に襲われました。

 舌はずっと火傷をしたみたいに熱く、ピリピリと痺れています。でも顔をしかめたり、すぐに水を求めたりするような辛さではないんです。

 とても辛いのは確か。でも嫌な辛さではない。唐辛子の辛みをしっかり口の中に伝えつつ、あられの醤油味も楽しむことができる。辛くて美味しいお菓子です。

 辛さに慣れてくればまとめて数個口に入れても、「辛旨」の範疇で楽しめます。辛いもの好きはもちろん美味しく食べられますし、ある程度辛いものに耐性がある人なら、興味本位で食べても後悔はしない。そんな食べ心地です。

 「死神大魔王」という商品名から感じるほどの禍々しい辛さはない。誰でも安心して食べられ……と思っていたら、口の端からよだれがだばっと垂れてきました。

 辛すぎて口内が刺激されて、自分でも無意識のうちに大量のよだれを分泌していたみたいです。なんかそんな気配はしていたのですが、あまりにもいきなりだったので、少しびっくり。

 死神に魂を奪われるときって、こんな感じなのかもしれません。

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026012001.html

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