アリーナ北広場の“謎の階段”の正体 神戸駅の線路を支えた「アレ」を再利用 神戸市
先月、開業から1周年を迎えた『ジーライオンアリーナ神戸』(神戸市中央区)。新たな感動や熱狂を生み出す“にぎわいの拠点”として、早くも港町・神戸の景色に欠かせないランドマークとなりました。
アリーナの前には「アリーナ北広場」と呼ばれる芝生空間が広がっており、訪れるたびに「ここにも何かできるんだろうか」と気になっている人も多いのでは。かくいう記者も、「ショッピングモールかな、アミューズメント施設かな。駐輪場とかでもうれしいな」などと、日々妄想を膨らませています(笑)。
そんな広場の一角に、「謎の階段」が設置されているのをご存じでしょうか?
一見すると、どこにでもありそうな木造の階段。ですが、実はこれ、かつてJR神戸駅の線路を支えていた「枕木」を再利用したものなんです。
なぜ線路の枕木が使われているのか。
明確な理由は公表されていませんが、神戸市では近年、環境負荷を抑えるための木材利用や、廃材(古材)の有効活用を積極的に進めています。この階段も、そうした「循環型社会」への取り組みを身近に感じてもらうためのメッセージなのかもしれません。
鉄道の安全を支えてきた「枕木」という象徴的な古材に新たな役割を与え、多くの人が集まるアリーナ周辺で再利用することで、資源活用の大切さを発信しているのかもしれません。
アリーナ自体も、かつて港として栄えた新港突堤に“にぎわい拠点”という新たな価値をもたらした施設。こうした取り組みとの親和性の高さもうかがえます。
場所
TOTTEI/GLION ARENA KOBE
(神戸市中央区新港町2番1号)