『ソフィBe』先行体験会開催!ユニ・チャームが贈る生理管理の新しいカタチ
ユニ・チャーム株式会社は、2024年7月23日より生理管理アプリ『ソフィBe』iOS版のサービスを開始。それに伴い、アプリの先行体験会が同日、ベルサール三田ガーデンにて開催された。
現代の女性たちは、生理に伴う身体や心の不調に悩まされることが多く、その結果、自信を失ったり、生活の質が低下することが問題視されている。特に日本では、生理に関する情報やサポートが不足しており、多くの女性が自身の体調や変化を正確に把握できていない状況だ。そんな中、ユニ・チャームはこうした課題を解決する新しいアプリ『ソフィBe』を開発。生理の管理はもちろん、ホルモンバランスの把握やAIチャットによる個別アドバイスなど、女性が自分自身をより理解し、健やかに過ごすためのサポートを提供する。このアプリの登場により、多くの女性が日常生活をより快適に、そして自信を持って過ごせるようになることが期待される。
ユニ・チャームが目指す世界:共生社会への挑戦
先行体験会では、ユニ・チャーム株式会社 MDX本部 ストラテジックデザイナーの千葉 千早希氏よりユニ・チャームについてや生理管理アプリ「ソフィBe」開発の背景などの説明が行われた。
ユニ・チャームは、世界中の人々が平等で不自由なく、その人らしさを尊重し合い、心つながる豊かな社会=「共生社会」を目指している。同社のコーポレートスローガン「NOLA&DOLA」は、「不快を不快でない状態へ」「不快ではないを心地よいへ」という意味を持ち、2024年より新しいコーポレート・ブランド・エッセンス「Love Your Possibilities」を掲げている。このエッセンスには、すべての人が秘めている限りない可能性を慈愛にあふれた利他の心で発揮し、共生社会の実現に貢献するという想いが込められている。
開発の背景と想い:女性の生き方を支えるために
ユニ・チャーム株式会社の『ソフィBe』は、生理管理アプリの開発を通じて、女性の生き方を支えることを目指している。このプロジェクトは、単なるアプリ開発ではなく、女性の生き方を阻害している要因を探ることから始まったとのこと。さまざまな女性からの声を集める中で、生理による心身の不調が多くの女性のチャレンジの機会を制限していることが明らかになった。
調査によると、女性の約半数が生理による不調で自信を失い、何かを諦めた経験があると答えている。多くの女性は、自分の身体の変化やその原因を十分に理解できておらず、適切な対策も分からないまま日々を過ごしている。PMSや生理中の不調に対する対処法が分からず、結果として自己肯定感や自己効力感が低下し、自分らしい生き方を諦めてしまうことも少なくない。
また、女性ホルモンに関する悩みは個人的な問題にとどまらず、家族やパートナーとの対話が生まれにくいという社会的な課題も存在する。多くの女性が、パートナーや家族に生理や妊活について正直に話すことを恥ずかしく感じてしまい、支援を求めにくい状況が続いている。
「ソフィBe」は、女性の自己効力感を高めることを目指している。自己効力感とは、自分の能力を信じて挑戦する気持ちのこと。ユニ・チャームは、Love Your Possibilitiesを掲げ、女性が自分の可能性を最大限に発揮できる社会を実現しようとしている。そのために、ホルモンバランスによる不調を解消し、女性が受動的ではなく主導的に生きる力を持ち、他者と共感し協力し合える世界を作りたいと考えている。
女性を支える「ソフィBe」アプリ機能
1. ホルモングラフと体調記録機能
生理日を記録するだけで、女性ホルモン(プロゲステロンとエストロゲン)の波をグラフで視覚化することができる。さらに、このグラフ上にはユーザーが毎日入力した主観的な体調の調子もアイコンとして描写され、自分のホルモンの変動と体調の関係性を簡単に把握できる。これにより、自分がどの時期に体調を崩しやすいかや、逆に調子が良い時期を認識することが可能だ。
2. AIチャットサポート
アプリには24時間利用可能なAIチャット機能が搭載。生理期の不調やデリケートゾーンの悩み、性病に関する心配事など、相談しにくい内容もAIに気軽に相談できる。AIチャットは、ユーザーに対して個別のアドバイスを提供し、まるでバディのような存在として寄り添ってくれる。この機能により、ユーザーは検索に疲れることなく、自分にぴったりの解決策を見つけやすくなっている。
3. 妊活サポート機能
「ソフィBe」には妊活モードも搭載。妊活に関する基礎知識を提供するだけでなく、パートナーと一緒に進めるためのサポート機能も充実している。
まず、妊活タイミングをパートナーとLINEでシェアできる機能がある。これにより、心理的な負担を軽減しつつ、お互いに妊活のタイミングを自然に共有できる。次に、妊活プランシミュレーション機能もあり、将来のライフビジョンを見据えた計画を立てること可能に。この機能は、カップルが一緒に妊活の計画を進めるための重要なツールとなるだろう。
ユーザーから高評価を受ける「ソフィBe」
「ソフィBe」は4月23日から限定公開され、アプリのクオリティーを検証するために1万人以上のユーザーが参加中。ユーザーの84%が今後も利用を続けたいと回答し、アプリの機能に対する高い評価が得られた。
ホルモングラフの使いやすさ
ユーザーは、ホルモングラフが視覚的にわかりやすく、心理状態を入力することで自身の心の状態に目を向ける新しい習慣ができたと感じている。この機能により、自分を受け入れることができるようになったとの声が多く寄せられた。
・AIチャットの安心感
AIチャットについても、高評価を受けている。ユーザーは、AIが優しく寄り添ってくれることで安心感を覚え、相談しにくい内容も文字で気軽に打ち込めるため、常に相談できる心の支えとして活用している。
・デザインの魅力
さらに、アプリのデザインも好評。生理中の憂鬱な気分を和らげる可愛らしいデザインが、多くのユーザーから評価された。特に、生理期間を連想させる色彩ではないため心地よい気持ちにさせると感じるユーザーが多かった。
ユニ・チャームの千葉氏による「ソフィBe」アプリの説明を聞いた後、実際にアプリをダウンロードして体験する機会があった。その際、開発メンバーがマンツーマンでサポートしてくれたので、初見のアプリでも簡単に操作することができた。
筆者が特に感心した点は、生理日を入力すると自動でホルモングラフが表示される機能だ。自分のホルモンバランスの変動が視覚的に確認できることで、体調管理がより具体的に行えると感じた。特に、自分の体調の波とホルモンの関係を把握することで、生理周期に合わせた日々のケアが可能になるのは非常に有用だ。これからこの機能を活用し、自分自身の生理管理を徹底していきたいと思った。
また、先行体験したユーザーの声にも共感する部分が多くあった。ホルモングラフが分かりやすく、心理状態も記録できる点が新しい習慣になったとの意見や、AIチャットが優しく寄り添ってくれることで安心感が得られるというフィードバックが印象的だった。特にデザインの可愛らしさが生理中の憂鬱な気分を和らげてくれるという点も、多くのユーザーが共感しているようだ。
「ソフィBe」は、生理管理だけでなく、日常の体調管理や心理面のサポートまで幅広くカバーする優れもの。これからもこのアプリを活用し、より快適な日々を過ごしていきたい。ユニ・チャームの技術と心遣いが詰まったこのアプリが、多くの女性にとって頼れる存在になることだろう。
『ソフィBe』アプリのダウンロード
https://apps.apple.com/jp/app/apple-store/id6480158120?pt=1555680&ct=pr_20240710&mt=8
※Android版は2024年10月に公開を予定