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真夏の気動車停止、クルマと同じくまず止める警告

鉄道チャンネル

「列車はこの駅で確認のため少々停車します」

青春18きっぷ夏シーズン、ローカル線や山岳路線を気動車で旅してるとき、こんな乗務員のアナウンスを聞いたことある?

単線路線で列車交換駅で停車するとなれば、対向列車が遅れてるなどで、定時に出発できず待機してるとか想像する。

2~3分と思いきや、10分、20分と停車するときがある。

乗務員は停止している理由までは伝えないけど、オーバーヒートが原因というケースも、たまにある。

オーバーヒートは、内燃機関エンジンで発生するエラーで、エンジンの発熱がその冷却能力を上回り、文字通り異常加熱を起こしている状態。

気動車などの床下に搭載されるディーゼルエンジンは、水冷式でエンジン内部を冷却水がまわっている。

この冷却水を冷やすラジエーターやサーモスタットなどで冷却水は一定に保たれるようにできているけど、気温が上昇したり、乗客が増えたり、急勾配などが連続する区間などでエンジン温度が上昇し、冷却が追いつかなくなるとオーバーヒートを起こす。

クルマや気動車には冷却水温をチェックする機能が備わっていて、冷却水温が規定よりも高くなるとドライバーに警告を出す。

この警告が出たら、クルマも列車もすみやかに停車させてエンジンの加熱をやめることが基本。

この警告を無視してエンジンを回し続けると、ピストンやシリンダーの異常加熱で焼き付きが発生し、エンジン不能に陥ってしまう。

◆秋田総合車両センターのキハ40形気動車3両が小湊鐵道へ
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◆水戸→新潟、新幹線や特急も使って列島横断_青春18きっぷで行く夏
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(列車画像:okkie / PIXTA)

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