新門司港〜大阪のフェリー旅を徹底レポート 移動時間も楽しめる絶景旅はいかが?【北九州市門司区】
北九州市門司区の「新門司港」から大阪市住之江区の「大阪南港」まで、毎日2便のフェリーが運航しています。
今回は新門司港を午後5時発、大阪南港に翌午前5時半に到着する名門大洋フェリーに乗船し、北九州から大阪までのフェリーの旅を楽しんできました!
フェリー内の様子をレポートします。
新門司港までの移動から乗船方法まで
まず、新門司港までの移動方法です。
今回は港までは車で向かい、港にあるパーキングに駐車しました。JR小倉駅からJR門司駅経由の無料送迎バスもあるようです。
早速、乗船していきます。今回はWEBで予約をしていたため、乗船のためのQRコードがメールで届いていました。当日の手続きが何も要らないのはとても便利ですね。2階の乗船口から乗船します。
船内には記念撮影をするパネルも置かれていました。思い出の一枚が撮影できそうです。
宿泊する部屋や船内サービスを徹底調査
次に、宿泊する部屋へ向かいます。今回は「ツーリスト」という部屋に宿泊しました。
こちらの部屋はカーテンを閉めると完全に外からは見えなくなる、いわゆるカプセルホテルのような雰囲気で落ち着きます。コンセントの設備もあり、足は余裕で伸ばすことができました◎
次に船内の売店に行ってみました。
ここで売っていて便利だったのが、使い捨てスリッパです。船内はホテル等のようにスリッパ等の用意が無かったので、お風呂に入った後に履くためのスリッパがあると便利でした!
売店で税込110円で購入できます(使い捨てなだけあって少し薄めですが、ご愛敬…)。
売店には、他にも福岡や大阪のお土産がありました。また、フェリーオリジナルグッズなども多数販売されているので、目移りしてしまいます。
醍醐味は海が見える大浴場 食事はバイキング形式
続いて、船の上での入浴へ。現在の入浴人数などが外からでも一目で分かるようになっていました。せっかくだったらゆっくりしたいし、混雑の時間は避けたいところ。中に入らずとも混雑状況が見られるのはありがたいですね。
船内での入浴の醍醐味は海が見える大浴場!
外の景色を眺めながらゆっくりと湯船に浸かることができます。また、別の場所にはなりますが、24時間利用できるシャワールームも完備しているので安心◎
充実したメニューは日替わり
次は、お待ちかねの船の上での食事!
夕食はバイキング形式で1800円、朝食は軽朝食で400円となっており、夕食&朝食セットは2000円とお得になっていました。夕食会場に並ぶメニューは日替わりとのことで、行ってみてのお楽しみです。
食事はとても美味しく、写真を撮るのを忘れるくらい夢中になって食べてしまいました…。品数も多く、計画的に取らないと食べたいものを食べる前にお腹いっぱいになってしまいます。
デザートには小さい大福やロールケーキ、自分で作るソフトクリームもありました。
レストランからも壮大な海の景色を見ながら食事ができるので、最高の気分が味わえます。
船内を散策 デッキからは綺麗な景色を一望
お腹もいっぱいになったところで、船内散策をしました!
まずはデッキに出てみました。デッキに出る際は天候に十分注意してください。ちなみにこの日はとんでもなく強風でした…。
時間によっては橋の下を通過する所を見ることが出来ますよ。
ロビーやラウンジ、ゲームセンターも 自動販売機コーナーが便利
ゆっくりと過ごせるロビーやTVを見ながらくつろげるラウンジもあります。
部屋の一部では電波がないため、ロビーで連絡を取っている人もいました。船内にWi-Fiありますが、海の上なので電波は弱めです。
小さめですが、ゲームセンターもありました。
自動販売機コーナーでは、飲み物やアイス、カップラーメンを販売。電子レンジがあるのもありがたいです。そのほか、お子さんが遊べるキッズスペースも完備していましたよ。
朝起きると大阪に到着 「のんびり滞在サービス」も
船内を満喫して就寝。朝起きると、そこはもう大阪南港でした。
ちなみに「のんびり滞在サービス」というものがあり、通常は午前5時30分が大阪南港での下船時間なのですが、あらかじめ伝えておけば午前7時の下船に変更が可能です。
朝早すぎると、お店なども開店していないのでとても助かりますね。
大阪では食べ歩きを満喫!
大阪に着いてまず向かったのは道頓堀です。定番のグリコ看板前での写真撮影は外せません。
そして今回、私が1番行きたかったのは「りくろーおじさんの店」です。
本当はチーズケーキを食べたかったのですが、持ち帰りができずに「とろ〜りプリン」を購入。ふわとろで美味しかったです。
そして、「ヒロタのシュークリーム」へ。内装が可愛くてお店に吸い込まれるように入って行きました。
スイーツもとてもかわいい!色々買ったのですが、写真を撮る前に食べてしまいました…。
といった感じで、大阪ではほぼ食べ歩きでした。
就寝時間に移動して効率的 海を見ながら食事・お風呂を楽しめる
今回の船旅を振り返ってみると、正直、移動時間はとても長いし、電波が入らない時間帯もありました。でも、ベッドで寝ているうちに移動ができたほか、動いている船内で海を見ながら食事もお風呂も楽しめました!
フェリーの旅でないとこんな体験はできません。大阪に行く際は、これからもフェリーを利用したいと思いました。
ちなみに、1日2便のうち今回乗った1便目と2便目では違う船なので、内装も違うそうなのでこちらも気になります。また、大阪南港から新門司港も毎日2便運航しているとのことです。
気になる料金は…
今回のフェリー旅の片道の金額は「ツーリスト」という部屋で通常価格は10010円(大人1人) ですが、WEB予約割引だと8010円になります。小人(小学生)は大人の半額、幼児(1歳~6歳未就園児)は添い寝の場合大人1人につき1人無料、乳児(0歳)は無料です。
乗用車・バイク・自転車も乗船させる場合は、別途料金がかかります。また、乗船する曜日によって金額が異なるようです。
詳細や予約は名門大洋フェリーホームページで確認できます。
<名門大洋フェリー新門司港フェリーターミナル>
■住所/北九州市門司区新門司1丁目6
※2024年8月30日現在の情報です
(ライター・aika)