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女性は共感力が高くおしゃべり、逆に男性は寡黙で静かな人が多い。そんなイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。そんななかママスタコミュニティには無口の旦那さんに関するこんな質問が寄せられていました。

『無口な旦那持ちの人いる？　食事とかいつも無言なの？　なんで無口なの？』

投稿者さんの旦那さんが無口かどうかはわかりませんでしたが、「無口な旦那さんって普段喋らないの？」と無口な旦那さんの家での生活や無口な理由について気になっている様子。この投稿に無口な旦那さんを持つ他のママたちからは、さまざまなコメントが寄せられていました。

ママたちをイライラさせる無口旦那エピソード

『もともと無口だったけど夫婦仲あまり良くないし、子どもたちも大きくなったから最近まったく話さない。 全然話さないのに、ずっとリビングにいるから邪魔だよ』

『無口なときと、子どもに対してしつこくふざけたり語り出したりするときとあってうざい。無口なときに話しかけると、返事はしても覚えてないの。予定を言ったのに「聞いてない」って言い張るから腹立つ』

無口で家であまり喋らなくてもママがそれに不満を持っておらず、夫婦仲がよければ問題ないのかもしれません。しかし「無口なくせにリビングにずっといて邪魔」、「喋らないときは、こちらの話も聞いていないからムカつく」といったママたちのイライラエピソードが寄せられていました。無口だとしても夫婦としての必要最低限のコミュニケーションが取れているかどうかが、ママたちにとっては大きいことがうかがえますね。

普段無口な分、外ではお喋り？

『うちもそうだった。でも酒が入ると普段の寡黙がバーン！　って弾けて、喧嘩腰でテメーオメーになってバカにされたと感じたら暴れる。結婚前はその姿を現さなくて、結婚してからわかった。殴られて。 ｢バカにされる｣ってところにすごく過敏になる感じだったから、酒が入ってないときは無口で通して無知なのがバレないように寡黙だったんだと思う。離婚したよ』

普段旦那さんが無口な理由については「喋ると自分の無知がバレるからなるべく話さないようにしている」、「家では喋らないけど外では喋るから、リラックスしていると無口になるのかも」などと推測しているママがいました。また無口な旦那さんのなかには、お酒を飲んだり何かしらのスイッチが入ったりすることで、今まで我慢していた「話したい」欲求が抑えられなくなるというケースもあるようです。実際に普段は無口でいい人なのに、お酒が入ると酒乱になる旦那さんと離婚したというママからは壮絶なエピソードも寄せられています。

こちらの話を否定してこないから楽だよ

『無言で完食して自らお皿を下げてから、無言で風呂に向かうよ。無口でずっと生きてきたらしいから、私は気にしてない。もっと喋ればいいのにとは思うけど、他人のことだし。今さら性格変わらないかなーと』

『無口だけど、話すべきことは話すから別に。あとこっちの話を否定しないので気が楽』

『私の夫も無口なタイプです。つまんないって思ったこともありましたが、よく喋る男の人と一緒にいるとすごく疲れることに気づきました。私がおしゃべりなのと同様、夫が無口なのも性格。だから夫婦円満でいられるのだと思っています』

一方で無口な旦那さんに対して「そういう性格だからしょうがない」と達観しているママたちもいました。家でほとんど喋らず、無言で過ごしている旦那さん。しかしママの話を否定してくるわけでもなく、やるべき仕事や家事をこなしてくれているのであれば特にママたちが不満を持つこともないことがわかります。「私がおしゃべりだからバランスが取れているのかも」、「家で静かだから楽」と旦那さんの無口な性格を受け止めてポジティブに捉えている姿勢は素敵ですよね。このほかにも「逆にうるさい旦那さんのほうが疲れてしんどいかも」という意見もありました。

旦那さんともっとたくさんおしゃべりをしたいママにとっては、無口な旦那さんに少し物足りなさを感じるときもあるのでしょう。しかしすべての欲求を満たしてくれるパートナーなんてこの世にいませんし、ママ自身が現状に満足しているのであれば旦那さんが無口だろうとおしゃべりだろうと関係ないのかもしれません。無口な旦那さんに不満を持つよりも、「無口だから、こういう部分がいい」といいところを見つけていくことが夫婦円満の秘訣なのかもしれませんね。

文・AKI　編集・ここのえ　イラスト・くずり