ワイン好きなら知っておきたい!痩せ効果が期待できるワインの選び方【痩せるお酒の飲み方】
やせ効果が高いのは熟成させた赤ワイン
インは選び方によっては太るどころかやせる効果も期待できるお酒です。その理由は、赤ワインに多く含まれるポリフェノールにあります。ワインには、ご存知の通り赤ワインと白ワインがあり、それぞれ製造方法が異なります。白ワインはブドウの皮や種を取り除いて絞った果汁だけを発酵させます。
一方、赤ワインはブドウの皮も種も付いたまま、丸ごと発酵させるのです。ポリフェノールは皮にたくさん含まれるので、皮ごと使った赤ワインのほうがポリフェノールの量が断然多くなります。
では、このポリフェノールにはどのような効果があるのでしょうか。ポリフェノールはほとんどすべての植物が持つ苦味や色素の成分で、植物が環境から身を守るために備わるもの。強い抗酸化作用があり、酸化による血管の老化を防ぐなど生活習慣病全般を予防してくれます。
さらに、赤ワインに含まれるポリフェノールの「エラグ酸」「タンニン」「レスベラトロール」などには、脂肪の吸収や蓄積を抑制する効果があることもわかってきました。つまり、赤ワインを飲むことで健康効果とやせ効果を同時に得られるのです。また赤ワインでも、若いワインより8〜10年寝かせて熟成させたほうが、ポリフェノールの効果も高くなります。ワインを飲むなら熟成した赤ワインを選ぶのがベスト。1日の適量はワイングラス2杯程度です。
『内臓脂肪の名医が教える 痩せるお酒の飲み方』はこんな人におすすめ!
・太らないお酒の飲み方を知りたい!
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そもそもなんでお酒を飲むと太るの?
酒を飲むと太る。そう実感する人は多いのでは?お酒やおつまみのカロリーや糖質が原因なのでしょうか。もちろん、それも関係しますが、実はもっと根本的なところに「飲むと太る」原因があるのです。
お酒を飲むと、まずはアルコールが胃に到達して吸収されます。すると、アルコールの影響で全身の血流がよくなります。皆さんが経験する、お酒を飲むと血行がよくなって体が温まるという現象です。アルコールはある程度胃で吸収されたあと、小腸へ流れていきます。当然、小腸も血流がよくなっているので吸収力がアップ。流れてきたアルコールのほか、お酒やおつまみに含まれる糖質をたっぷりと吸収してしまいます。
お酒を飲むと脂肪をためこみやすくなる!
同じ糖質量でも、お酒を飲まないときよりも飲んだときのほうが、より多く糖質を吸収してしまう。これが、「飲むと太る」一番の原因です。糖質はとりすぎると、中性脂肪となって体に蓄積していきます。つまり、お酒を飲むと、体が脂肪をため込みやすい状態になってしまうのです。
また、お酒には胃を刺激して胃の動き(蠕動運動)をよくする作用もあります。胃が活発に動きはじめるので、どんどん食欲も増進します。その結果、お酒を飲みながら食事をすると食べすぎてしまったり、飲んだあとにシメのラーメンを食べたくなったりと、食欲が暴走。単純に飲むと食べる量が増えることで、太ることに繋がります。
お酒を飲むことで太りやすくなってしまいますが、本書ではお酒を飲んでも太りにくくなる、痩せることにつながる方法を紹介しています。気になる方はぜひ手に取ってご覧ください!
【書誌情報】
『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
監修:土田 隆