【6日ぶりの夏日】北海道の週間天気予報 26日は広く雨具が必要/気象予報士が解説
北海道のあす26日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
6日ぶり夏日
きょう25日まで3日連続で広く秋晴れとなりましたが、あす26日は傾向が変わります。
あす26日午前9時の予想天気図です。
秋晴れをもたらした高気圧は東へ離れます。高気圧が東へ離れると、高気圧から吹き出す風が海を渡る距離が長くなって、湿った空気に変わるんです。
それと関東の東にある低気圧からも暖かく湿った空気が入り、この合わせ技で雲が広がるんです。
ということで26日は広く雨具が必要です。
雨でも気温は上がり、道内は6日ぶりに25度以上の夏日になりそうです。
風は海上で強まるため、海の波も太平洋側の日高と十勝地方で3メートルと高くなりそうです。## 26日の北海道の天気と気温
26日の天気と気温です。
雲が広がり、道央や太平洋側などで雨が降ります。最低気温は25日朝より3度ほど高いでしょう。
最高気温は25日と同じか少し高めで、札幌は23度、江差は25度の夏日の予想です。
26日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
朝は日差しが出ても雨具をお持ちください。札幌や千歳は夕方から、胆振や日高地方も午後を中心に雨が降るでしょう。
気温は朝から高めで、江差や函館、室蘭の最低気温は18度です。
道北・空知です。
昼ごろまで晴れ間があるでしょう。夕方になると岩見沢など南の地域から雨が降り出し、旭川も午後9時以降は雨が降るでしょう。
名寄の最低気温は6度で、25日朝と同じくらいです。
道東・オホーツク海側です。
十勝地方は雨が降りやすく、ザっと強まることもありそうです。そのほかも雲が広がりやすくなります。
こちらは最高気温でも20度前後で、長袖や羽織るものが必要です。
26日からの北海道の週間天気予報
26日からの週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
金曜日はザっと強まる雨に注意してください。土曜もオホーツク海側で雨が残りますが、日曜は各地で晴れるでしょう。
気温は高く、朝の冷え込みもあまりなさそうです。
つづいて、太平洋側です。
金曜、土曜も道東を中心に雨の降る時間がありそうです。
9月最後の日曜日は日差しが戻ります。気温は高めで、函館では25度近くまで上がる日が多くなります。
26日の札幌の朝昼晩の天気
あす26日の札幌です!
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
昼は日差しが出て半袖を着ていますが、夜は雨ということで「天気」も「着るもの」もコロコロ変わりますね。
日中は日も差して、最高気温は25日より2度高い、23度の予想です。昼間少しの外出は半袖でもOKですが、朝晩はカーディガンなどが必要です。晴れ雨兼用の傘があると安心です。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※25日(水)午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU