松竹大谷図書館、OSK日本歌劇団『春のおどり』公演初日にあわせ「大阪松竹座」戦前の興行資料をデジタルアーカイブで公開
公益財団法人松竹大谷図書館が、2026年4月10日、OSK 日本歌劇団『春のおどり』公演初日にあわせ、大阪松竹座の戦前の興行資料を公式HPデジタルアーカイブにて公開することを発表した。
松竹大谷図書館では2023年度のクラウドファンディングにて、『春のおどり』パンフレットや『松竹座ニュース』など、戦前の大阪松竹座の興行資料、約700点の補修とデジタル化、Web公開のための資金調達プロジェクト「【第12弾】開場100周年、大阪松竹座の歴史を紐解く資料を未来へ。」を実施した。
成立後から、アーカイブ構築等Web公開に向け準備を進めており、4月10日より松竹大谷図書館 公式HPデジタルアーカイブ「近代書籍検索閲覧システム」において公開を開始する。この公開により、本年5月で惜しまれつつ閉館する大阪松竹座の戦前の興行資料をWeb で検索・閲覧することができることとなった。
戦前の大阪松竹座は、演劇や音楽、映画など、多彩な舞台芸術や娯楽が楽しめる劇場であり、映画やレビューなどの配役、あらすじが掲載された無料プログラム(番組表)『松竹座ニュース』が週ごとに発行されていた。舞台美術家・山田伸吉ほか、複数のデザイナーが手掛けた昭和初期のモダニズム溢れる『松竹座ニュース』表紙絵はアートとしても魅力的となっている。
今回のデジタルアーカイブの公開により、どこからでも自由にアクセスし、戦前の大阪松竹座興行資料の検索・閲覧・活用ができるようになるとのことなので、演劇と映画、両ジャンルにとって重要な興行資料であり、美術資料としても貴重なこれらの資料を、閲覧し、活用してみてはいかがだろうか。
また、OSK 日本歌劇団『春のおどり』公演が100周年を迎えるにあって、本日公開されたOSK日本歌劇団トップスターコンビの翼和希、千咲えみが新たな一歩を踏み出すような姿が印象的な公演ビジュアルは、このプロジェクトでデジタル化した記念すべき第一回『春のおどり』(大正15年4月大阪松竹座番組)のタイトルロゴを活用してデザインされている。今回のビジュアルに活用された第一回『春のおどり』なども、4月10日『レビュー春のおどり』初日よりデジタルアーカイブにて公開される。