長く散歩に行かなければならない犬種5選 たくさんの運動量が必要な犬の特徴まで
たくさんの運動量が必要な犬の特徴とは
犬種によって必要な運動量が違うことをご存知ですか。1回30分以内の散歩を1日1回で済む犬種もいれば、1回1時間以上の散歩を1日2回は必ず行かなければいけない犬種もいます。
一般的にたくさんの運動量が必要な犬には、以下の特徴が見られます。
✔体格が大きい
✔狩猟犬や牧羊犬などのルーツを持つ犬種
✔身体能力が高く活発な性格
大型犬は全般的に1回1時間以上の散歩を1日2回必要としますが、それ以外の小型犬や中型犬でも上記のような特徴を持つ犬種は、運動量を大型犬並みに必要とする傾向にあります。
長く散歩に行かなければならない犬種5選
では、具体的に長く散歩に行かなければいけない犬には、どのような犬種が当てはまるのでしょうか。今回は厳選して5犬種ご紹介します。
1.シベリアンハスキー
シベリアンハスキーは、ソリを牽引する犬種として活躍するほどのスタミナとパワーを持つ犬種です。そのため、犬の中でも特に多くの運動量を必要とするため、散歩は1回1時間〜1時間半以上、1日2回は必要だと考えましょう。
また、散歩だけでは運動量が足りない犬も多いため、ドッグランやのびのびと動ける場所へ連れて行き、他でもたくさん運動させてあげる必要があります。
2.ボーダーコリー
ボーダーコリーは犬の中でも最も知能が高く、なおかつ運動神経の良い犬種です。また、牧羊犬のルーツを持つ犬種なのでスタミナが高く、1回1時間以上の散歩を1日2回は必要とします。
また、前述した通り非常に賢い犬種なので、頭を使った知能遊びも大好きです。頭と体を同時に使うアジリティ遊びやトレーニングは絶好の遊びになるため、休日には専用の施設に連れて行くのもおすすめです。
3.バーニーズマウンテンドッグ
牧畜犬として活躍していたルーツを持つバーニーズマウンテンドッグは、スタミナとパワーを併せ持つ犬種のため、シベリアンハスキーと同様、1回1時間〜1時間半以上の散歩を1日2回は必要とします。
エネルギッシュな犬種なので、休日はのびのびと走り回れる広大な大型犬専用のドッグランなどに連れて行き、思う存分走り回らせてあげるのもよいでしょう。
4.ジャックラッセルテリア
ジャックラッセルテリアは小型犬に分類される小さな体格の犬種です。しかし、元々きつね狩りを主に行っていた狩猟犬のため、何かを追いかけたり走ったりすることが大好きなスタミナのある犬種でもあります。
したがって、小型犬でありながらも大型犬と同じくらいの運動量が必要だと言われており、1回1時間程度の散歩を1日2回は連れていかなければいけません。
5.コーギー
日本国内でも人気の高いコーギーは、一見すると胴長短足犬種なのであまり運動量を必要としないのでは、と思われがちです。しかし、実は牧畜犬として活躍していた歴史を持つ犬種なので、スタミナのある運動が大好きな犬種です。
1回1時間以上の散歩を1日2回必要とされており、ドッグランなどで思い切り走らせてあげる機会を設けることも推奨されています。
ただし、足腰に負担がかかりやすい犬種なので、飼い主がきちんとコーギーの様子を観察し、臨機応変に対応してあげることも大切です。
まとめ
いかがでしたか。犬によっては他の犬種よりも長く散歩に行かなければいけない犬種も多くいます。これから犬を迎える予定のある方は、ご自身の生活スタイルを考慮し、十分な散歩に連れて行けるかどうかも参考にしましょう。
(獣医師監修:寺脇寛子)