恋した相手が“シリアルキラー”だったら?ロッテントマト100%FRESHの注目作『ストレンジ・ダーリン』本編映像
「巧妙な傑作」と巨匠スティーヴン・キングが絶賛した注目作『ストレンジ・ダーリン』が、7月11日(金)より公開される。このたび、狂気と執念が交差する本編映像が解禁となった。
深い森の一本道。空気は張り詰めていた。その空気を裂くように、赤い車が猛スピードで駆け抜ける。その後を追うのは、デーモンが操る黒い車だった。突然、急ブレーキをかけたタイヤがアスファルトを悲鳴のように滑り、デーモンが無言で車の屋根に上がり、ゆっくりと銃口を赤い車に向ける。そして、デーモンから放たれた銃声が森を切り裂き、赤い車は悲鳴のような金属音を上 げて、激しく横転する。だが、車から這い出してきたのは、血に塗れ、傷つきながらもまだ諦めていないレディの姿だった。
再び車に乗り込むデーモン。エンジンが唸り、黒い車がまるで 猛獣のように迫ってくる。それを静かににらむレディの目の奥にあるのは怒りか、諦めか——。彼女は、この地獄から生きて出られるのか?
『ストレンジ・ダーリン(原題:STRANGE DARLING)』は、2023年「Fantastic Fest」でプレミア上映後、米評論サイト「Rotten Tomatoes」の批評家スコアで【100% FRESH】を獲得。2024年8月にアメリカで公開されてからも高評価が続き、スティーヴン・キングは「巧妙な傑作」とコメント、『エクソシスト』次回作の新監督でもあるマイク・フラナガンは「崇高なまでに素晴らしい」と大絶賛した。『コンスタンティン』や『ハンガー・ゲーム』監督のフランシス・ローレンスは「一瞬の名作は、秘密が台無しになる前に見る」といち早く本作を観ることを勧めている。
物語は全六章から構成されており、シリアルキラーによる事件の恐怖が各地で広がる中、とある男女が出会い、モー テルで一夜を過ごすことをきっかけに展開していく。作品が高く評価されている最大の魅力は“非線形によって生み出 された巧みなストーリーテリング”にある。時系列を操作することで、観客の興味を引き、予測できない展開へと連れていく、新感覚のチャプター・ツイスト・スリラーが誕生した。
監督・脚本を務めるのは、本作で注目を集め、スティーヴン・キング原作「死のロングウォーク」の映画化作品の脚本も務める J.T.モルナー。主人公の“レディ”役には、「ジャック・リーチャー -正義のアウトロー-」(22)に出演し、TVドラマ版「スクリーム」(15)では主演を務めたウィラ・フィッツジェラルド。“デーモン”役には、ホラー 映画『Smile スマイル』(22)での演技が高く評価されているカイル・ガルナー。どちらも本作ではキャラクターの心理に迫った緊迫感をリアルに表現し、VARIETYでは「素晴らしい演技」と評された。
『ストレンジ・ダーリン』は7月11日(金)より全国ロードショー