パン好き必見♪神戸・イスズベーカリー「トレロン」「灘五郷」の“推しポイント”を解説! 神戸市
1946年(昭和21年)の創業から来年で80年の節目を迎える『イスズベーカリー』。三宮・元町を中心に5店舗を展開し、“パンの街”を代表するベーカリーのひとつとして、神戸市民のパンライフを支えています。
今回は豊富な商品ラインナップの中から、記者が「今あらためてオススメしたい」と思った“推しパン”をピックアップして紹介。
「推しポイント」をじっくり解説しながら、それぞれのパンの魅力をお届けします。
記者の推しパンその1.「トレロン」
尋常でない長さの粗挽きソーセージをフランスパン生地で包んだ、イスズベーカリーの名物商品「トレロン」。
かわいらしい響きの商品名はフランス語で「とても長い」を意味する「très long」が由来。1本の長さは約70cmで、思わず目を奪われる“存在感”があります。
食べやすいサイズにカットした「袋入り」でも販売されているのがポイント。1本まるごとのインパクトも捨てがたいですが、後述する推しポイントから、記者は断然「袋入り」をオススメしたいです。
<ここが推せる!!>
手軽さ・味・栄養。どれをとっても「朝食」にぴったり
「袋から出してすぐ食べられる」のは忙しい朝の心強い味方。ソーセージのおかげで口の中がパサつきにくく、パンの歯切れもよくて食べやすい点もナイスです。
粒マスタードのマイルドな辛味が食欲を刺激してくれるところや、手軽にたんぱく質を摂取できる点も、朝は食欲がわきづらい記者にとって嬉しいポイント。
BBQ/キャンプなどのアウトドアシーンで大活躍
朝食、子どものおやつ、夜食など、「トレロン」が好まれるシーンはさまざまですが、(袋入りは)持ち運びやすく、カット済みで調理道具も不要なことから、記者が特に推したいシチュエーションは「アウトドア」です。
「キャンプ飯」としてのポテンシャルも高く、割り箸や串に刺したトレロンを火に近づけてくるくると回しながら加熱すると、表面がカリカリになって大変美味。ぜひ試してみてほしい。
記者の推しパンその2.「灘五郷」
神戸を代表する酒造メーカー『白鶴酒造』とコラボレーションして生まれた食パン。生地に「大吟醸酒粕」を加えており、日本酒の芳醇さが感じられる唯一無二の味わいが特長です。
加東市産の「もち麦」も生地に練り込まれていて、特有の「ぷりっ」とした食感がアクセントに。
そのままいただくと、もっちり・しっとりとした食感が存分に味わえ、噛むごとに酒粕の香りが鼻を抜けていきます。小麦だけでなく、酒粕由来の“お米の甘さ”も感じられるのが面白い。
<ここが推せる!!>
和食と相性がよく、食事系からデザート、お酒のアテまでアレンジの幅が広い!
日本酒の香りがする特性から「和」の料理・食材との相性がよく、“灘五郷ならでは”のアレンジが楽しめます。
記者が実際に試して“オススメしたい”と思った「アレンジメニュー」を、朝・昼・晩のシーン別にご紹介(レシピは記事の最後に掲載)。
【朝】しっかり栄養補給!「じゃこトースト」
材料を散らしてトーストするだけのお手軽メニュー。ちりめんじゃこ・チーズの塩気が、灘五郷の甘みを引き立てます。
カルシウム、たんぱく質、DHA/EPA、鉄分などの栄養が摂取できるので、1日の元気をチャージする朝ごはんにぴったり。
【昼】ふわ、とろ、もちっ♡「抹茶フレンチトースト」
灘五郷の甘みを活かした「3時のおやつ」にぴったりなアレンジ。ふわふわ×とろとろ×もっちりの“食感の三重奏”が心地よく、厚めにカットしてもペロリといただけます。
抹茶パウダーを加えることで、風味だけでなく鮮やかな色味に仕上がるのも◎。
【晩】お酒が進む~♪「ポテサラトースト」
晩酌のお供になるおつまみトースト。ポテトサラダをたっぷりと乗せたら食べ応えも十分です。日本酒はもちろん、ビール、ハイボール、焼酎など、どんなお酒にも合うと思います。
「どうせなら日本酒と合わせたい!」という人には、“大葉を多めに散らすこと”をオススメしたいです。
店舗情報
イスズベーカリー 本店
(神戸市中央区布引町2-1-4)
「灘五郷」アレンジメニューについて
●じゃこトースト
〈材料〉
バター・焼きのり・じゃこ・チーズ・ねぎ
〈作り方〉
材料を食パンの上にのせてトーストしてください
●抹茶フレンチトースト
〈材料〉
牛乳・卵・砂糖・抹茶パウダー・バター
〈作り方〉
①バター以外の材料を混ぜ合わせて作った卵液に食パンを数分~好みの時間浸してください
②バターを引いたフライパンで①の両面を焼いてください
●ポテサラトースト
〈材料〉
ポテトサラダ・大葉・チーズ・醤油・焼きのり
〈作り方〉
醤油以外の材料を食パンの上にのせ、上から醤油を適量たらしたらトーストしてください