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【季節の花】境内に500株ある『萩』も開花☆京都三名水の井戸も「梨木神社」

キョウトピ

【季節の花】境内に500株ある『萩』も開花☆京都三名水の井戸も「梨木神社」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区御所東にある神社。季節の花『萩』の名所として知られ、さらい京都三名水の井戸も。

萩に包まれた境内はまさに『萩の宮』

上京区御所東。寺町通広小路上がった場所にある『梨木神社』。平安時代、藤原良房の娘染殿后の里御所・染殿第だった場所。明治18年(1885年)、明治維新に大きく貢献した三條實萬・三條實美父子を御祭神に創建。

以前、名水を巡っていた時に参拝した神社ですが、そろそろ季節の花『萩』が咲き始めているのでは?とやってきました。個人的な話ですが、最近俳句を始め、季語となる花に興味を持つようになり、実際その季節の花を巡ってみようと。で、今は秋。秋の花で調べているうちに、萩の名所として知られる、こちらにたどり着いた、というわけです。

一ノ鳥居前。参道をさえぎるようにマンションが建っています。平成25年(2013年)、社殿の修復等の資金繰りに苦慮していた神社は、境内の参道を含む土地を60年の定期借地権としてマンション開発業者に貸し、その賃貸料を社殿の修復費用に充てることになり、当初新聞やマスコミにも取り上げられ話題になりました。

そうして、途中マンション横を通る迂回参道を抜け、二ノ鳥居へ。
梨木神社境内に限らず、京都御苑東側のこの辺りには一際萩が旺盛に生え、ちょうど開花シーズンを迎えています。境内には約500株の萩が生育し、参道を歩いていても、まるで萩のトンネルを歩くような、そんな世界観。

毎年9月の第3又は第4日曜日頃に『萩まつり』が執り行われ、多くの参拝客でにぎわうそうですが、昨年と同様に今年も新型コロナ感染予防のため、神事のみ執り行われるとか。

鳥居をくぐると、日本人初のノーベル賞受賞の理論物理学者である湯川秀樹博士の歌碑『千年の昔の園も かくやありし 木の下かげに 乱れさく萩』があります。

湯川博士は、生涯の殆どを京都で過ごし、京都大学、大阪大学名誉教授などを歴任され、京都市名誉市民として表彰。学士院恩賜賞受賞、最年少で文化勲章を受章したことでも知られ、当社「萩の会」初代会長。

さらに参道を歩きます。
萩は万葉の時代に最も愛された秋草。万葉集に詠まれた植物の中で最も多く(4516首のうち約140首)、観賞だけでなく食料、薬草、屋根材として暮らしに深い関わりをもつ植物。当社は「萩の宮」との異名も持つほど萩の名所として知られています。

手水舎。ここに京都三名水の一つ、千年以上も湧き続ける唯一現存する井戸『染井』があります。

平安時代前期、この場所には公卿摂政藤原良房の邸「染殿第」があった場所といわれ、染殿第は良房の娘明子(清和天皇の生母)の御所としても使われ、清和天皇も陽成天皇に譲位した後の御在所とされていた場所。染井の名称の由来は染殿第や宮中染所に用いられたことからなど諸説ありますが、千年以上前からこの水が使われていたのではないかと言われています。

さらに拝殿へと進むと、さらに周囲にはおびただしい数の萩が。まだまだ咲き始めですが、さらに開花が進めばなんとも優美に、そして幻想的に境内を飾るんだろうな、と想像してみたり。

この時も大きなカメラを携えた参拝客が何人もいて、皆萩狙いで参拝されてる様子でした。

授与所には秋季限定の萩をあしらった御朱印も。

さらに染井の水に浸すと浮き上がる数字で占うおみくじも。
境内にはお茶室や能舞台もあり、こじんまりとした静かな神社ながら終始雅やかな雰囲気のする空間。俳句や和歌を詠むにふさわしいような。萩にちなんだ俳句が思いついたら短冊にしたため、また参拝したい神社ですね。

詳細情報

名称:梨木神社
場所:京都市上京区寺町通広小路上る染殿町680
電話:075-211-0885
公式サイト:https://www.nashinoki.jp/

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