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リンパ浮腫で両脚が肥大化した女性「もう隠すことはしない。この脚あっての私だから」(米)

Techinsight

12歳でリンパ浮腫と診断された女性(画像は『Monique 2021年1月16日付Instagram「Happy Founders’ Day to my oh so PRETTY Sorors of Alpha Kappa Alpha Sorority」』のスクリーンショット)

12歳でリンパ腫と診断された女性が『Born Different』『Metro』などのインタビューに応じ、これまでの人生を振り返った。女性は肥大化した両脚を人に見られるのが嫌で仕方がなかったが、あることをきっかけに変わることができたという。

米ジョージア州ローレンスビル在住のモニーク・サミュエルズさん(Monique Samuels、35)が「原発性リンパ浮腫」と診断されたのは、12歳の時だった。リンパ浮腫はリンパ液がうまく十分に排出できなくなってむくみが生じるものだが、モニークさんの場合は右足首を捻挫した直後に右脚全体が膨れ始めたという。

モニークさんは「6つの病院を訪ねても原因がわからず、『リンパ浮腫ではないか』と気付いたのは緊急治療室の研修医でした。専門病院を紹介され、血液やMRI、超音波検査などを行い、診断がつくまでに6か月を要しました」と当時を振り返り、「その後は不安や葛藤との闘いでした」と明かすとこう続けた。

「私の脚はどんどん膨れ上がり、10代だった私は周囲の冷たい視線が気になって仕方ありませんでした。そのうち陸上、水泳チーム、マーチングバンドなどの活動を止め、長いスカートやズボンで脚を隠すようになりました。また外出を避けるようになり、脚が徐々に肥大化してジーンズがはけなくなったのです。またむくみを軽減させるために脚に一定時間弾性包帯を巻かなければならず、私の生活は病気にコントロールされていたのです。」

モニークさんはこれまで、巨大化したリンパ浮腫の治療のための手術を12回以上受けており、「用手的リンパドレナージ(手で行う医療的なマッサージ)」や、むくみをとるためのコンプレッションガーメントなどを使って症状の軽減を図っている。ただ有効な治療法が確立されておらず、「リンパの流れが悪いので、傷口から細菌に感染しやすいのです。炎症が広がると蜂窩織炎を起こして重症化することもあり、気分が優れないことも度々あります」と苦労話を明かした。

しかしモニークさんにとって最大の敵は自分だったそうで、目の前に立ちはだかる大きな壁を乗り越えるため、まず人の可能性を最大限に引き出すプロである「ライフコーチ」を目指したという。そして「自分の脚を隠すのを止めよう」と数年前、Instagramに自分の写真を投稿したところ意外な反応が返ってきたそうだ。

モニークさんは、自分の中で起こった気持ちの変化について、次のように語った。

「最初写真を投稿した時は、どんな反応が返ってくるのか怖かったのです。でも人々は私の脚ではなく、私の中身を見てくれることに気付きました。衝撃的でしたが、この脚あっての私だから、それを隠していたら自分が自分でなくなってしまうと思えるようになったのです。それからです。『もう脚を隠すのはやめよう』と自分を奮い立たせることができたのは…。」

「それに自分の脚を見せることで、『病気について多くの人に知ってもらうことができるし、自分のように苦しむ人が減るかもしれない』とも考えました。世の中には、私と同じ病気でなくても似たような苦しみを抱えている人がたくさんいます。その人たちにポジティブなメッセージを送ることができたら、こんなに嬉しいことはありません。」

画像は『Monique 2021年1月16日付Instagram「Happy Founders’ Day to my oh so PRETTY Sorors of Alpha Kappa Alpha Sorority」、2020年10月13日付Instagram「Got my new compression garments today !」、2020年12月16日付Instagram「I don’t always have the answers」、2016年5月13日付Instagram「#tbt #chronicallymoni #lymphedema check out my YouTube channel chronicallymoni for videos new video is coming soon !」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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