<義父はどこへ>入院する義母から「義祖母の世話よろしくね」と言われた!実は事情が複雑で…
今回の投稿者さんには60代の義両親、そして90代の義祖母がいます。義両親と義祖母は同居していますが、投稿者さん夫婦は別世帯で同じ市内に家を建てています。
『「義母が入院するから、同居している義祖母のことよろしくね」と連絡がきた』
そのような連絡が義母から届いたら、あなたならどうしますか? 「義母が入院っていっても、義父がいるんですよ? 義祖母の実の息子なのに、なぜ私が世話を?」と、投稿者さんは戸惑いとモヤモヤを隠せません。そして「もれなく義父のお世話も、って意味なのか?」と苦笑いします。この“嫁に頼むのが当たり前”という風潮、いまどきどう受け止めるべきなのでしょうか。
嫁の仕事ではないよ!介護サービスを頼って!
まず寄せられたのは、「それは義家族の問題。嫁の出番ではない」という声でした。
『「それはムリです。仕事がありますから。どうするかはお義父さんとケアマネにでも相談してくださいね。お大事に」で会話も終わる。あとは旦那にお任せする』
『90代でお元気なのはいいのですが、これを機に役所に連絡して介護保険を使おう。だってお世話するのはムリよ』
投稿者さんによると、義祖母は足腰も強く、介護サービスはまだ使っていないとのこと。「ご飯や洗濯などの“生活の世話”を頼まれたのかも」と推測しつつも、ため息をつきます。介護とまでいかなくても、生活のサポートを嫁に頼むのは、時代錯誤という声が少なくないようです。
同居で頑張ってきた義母への同情も
一方で、義母を気づかう声も。
『義母さん頑張ってきたのだろうね。90代の姑と同居して、かたや義母は入院するのに、気に掛けないといけないってさ。義母さんが不安な気持ちで頼ってきたのかもしれない。そこは理解してあげて』
「何で私が?」と思いつつも、義母の立場を想像して、少しだけ心をやわらげる人もいました。とはいえ、だからといって嫁が背負うのは違うのでしょう。
義父と義祖母の関係が…それでも「実の息子がやるべき」論
義父はまだ60代。まだまだ元気です。ママたちは「義父がやるべき」「旦那に丸投げでOK」と言います。
『義父がやればいいこと。実の息子でしょう』
投稿者さんによると、義父と義祖母は「一生口喧嘩しているのではないか」というくらい不仲だそう。義母が心配して投稿者さんに頼んだのかもしれませんが、ママたちは冷静です。
『かくしゃくとした義祖母なら、生活上の心配はしなくてよさそう。お世話というよりも、仲の悪い実子と同居なら、話し相手になってほしいとかではないの? そうだとしても、孫である旦那が対応したらいいだけ』
『「旦那に伝えときますね」でスルーしてよし。義母が姑といろいろあったとしても、それを嫁に投げるのは間違い。まずはお義父さんと旦那さんが頑張れって話だよね』
“実家のことは実の子がやる”という考えは、ママたちにとって揺るぎない常識のようです。旦那さんが実家を手伝う間、自分たちの家庭のことをフォローするというスタンスでいいと言います。
これを機に「家族の役割」を話し合った人たちの体験談
同じような出来事をきっかけに、夫婦で話し合ったという経験を語る人もいました。
『義母の入院中に義父を頼まれたけれど、旦那と話した。「義親のことはあなたと義弟の実の子どもたちがやるのが筋。私が手伝うのは、あなたのためであって義実家や義弟のためではない」と伝えたら、旦那も納得して弟に相談していた』
こうした“線引き”を夫婦で共有しておくことは、後々のトラブル回避にもつながります。また義母の入院が長引いても、実際は心配するほど世話が必要ないケースもあるそう。
『義母がいないほうが、義父がむしろのびのびしていた』
そのような声もあり、お嫁さんの手伝いは必ずしも必要とされない場合も。義母の心配と現実のギャップに驚く人もいるようです。
「嫁だから」はもう通用しない時代に
義母の入院をきっかけに持ち上がった“義祖母のお世話問題”。かつてなら「嫁がやるのが当然」と言われたかもしれませんが、今ではママたちが冷静に線を引いています。 「家族のことを思う気持ち」と「自分の生活を守ること」。そのバランスをどう取るかは、それぞれの家庭の形次第なのでしょう。義祖母の息子は義父であり、孫は旦那です。ここはまず旦那に任せて様子を見てはどうでしょう? 介護は素人では難しいところがあるでしょう。ましてや親族であればトラブルのもとになることもあるかもしれません。“嫁だから”ではなく、男性でもまずは実子が考える。そこでムリなようであれば、介護サービスなどを使うといいのかもしれません。それが、現代の家族にとって自然でムリのない在り方なのでしょうね。