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サーフルアーゲームで本命ヒラメは不発もダツ登場【秋田】スキッピングでキャッチ

TSURINEWS

秋田南エリアのサーフで大型ダツがヒット(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

また天候に恵まれた日曜日、いつものサーフへ行ってきました。ヒラメの釣果が自分にはポツポツ出てきていて、気合が入ります!今回の釣行では普段はあまりしない釣法も使い、面白いゲストが飛び出しました。

天候に恵まれた秋田南のサーフフィッシング

秋田は6月23日に梅雨入りが発表されました。結局、この釣行の当日昼過ぎに、東北北部の梅雨入りが発表されましたが、6月は天気に恵まれた日が多かったです。

毎年、梅雨入り前から天候が土日に限って不安定だったりするものですが、今年は土日が釣り日和になる確率が高く、助かります。

天候:晴れ
潮汐:中潮
風速:エントリー時3.8m

タックル図(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

相変わらず海の雰囲気は良い

海の雰囲気がとにかく良い週が続いています。雰囲気とは感覚的なものですが、さざ波が立ち小魚の気配がしっかりあるような時を、私は良い雰囲気だと定義しています。

この日はイワシも大群がいるわけではありませんが時折跳ねていますし、沖では大きな魚の波紋も見えます。これは期待大です!

青物はどこへ?

そういえばこの時期は、ブリの幼魚であるワラサの回遊もありましたがここ数年筆者はなかなか出会えていません。

この魚をメインで追いかけている人は釣果があるのでしょうが、水面を飛び出すブリサイズの魚のジャンプもたくさん見ました。今年は真夏が来る前に釣れるのでしょうか?

水面の波紋の正体を追う

ミノーやシンキングペンシルをいつもより早めに!フラットフィッシュを狙う際に、スローに誘うことがすべてだと思っている人も多いと思いますが、それは違います。その日の状況に合わせ、波に馴染むようにルアーを動かしましょう。

特にシンキングペンシルは、波が立っているときにスローに巻いても、動きが破綻しやすいです。あえてそういうイレギュラーなアクションを出すのはほどほどに、基本的には波に馴染む速度を見つける方が良いでしょう。

この日はいつもより早めに巻くことを意識しました。

当日投げたルアー(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

魚からのコンタクトは無し

とにかくルアーの種類を変え、動きの変化で魚に気付いてもらえるよう何種類も投げまくりました。

早めに巻いたり、シンキングペンシルの中でも水噛みが良く、沈みやすいものをいつもと同じぐらいの速度で巻いたりと工夫はしましたが、それでも反応がありません。

活性が高いヒラメは……

私が書いた他の記事でもこのことは言っていますが、ヒラメは特に活性が高い日には水面近くまで飛び出すぐらい捕食範囲が広いです。何度も水面のイワシにチェイスするヒラメを肉眼で確認していますから、これは間違いありません!

ですから、フラットフィッシュを狙っているときも、底ばかりの釣りにならないように工夫することを私は常に心がけています。

スキッピングはサーフでも効果絶大

竿は立て気味に早巻き。水面に波紋が出るぐらい魚の気配がありますから、この日はスキッピングも試します。水面を走らせるように主にペンシルやジグをアクションさせますが、青物やクロダイ釣り等でよく見る手法です。

あまりサーフでやっているアングラーを見ませんが、私にとってはサーフでもぜひ使用したい釣り方です。ただし、サーフロッドは10フィートを超すものが多く少し大変です。

竿を腰に当てるか脇に挟み立てた状態をキープし、リールを早巻きし、ルアーを走らせましょう。

スキッピングでダツを釣り上げる

スキッピングを5、6回繰り返していると、沖でルアーをひったくられました!結構ドラグが出ます。青物かスズキでしょうか……?

しかし走ったのも序盤だけ。徐々に軽くなり水面をスルスルと泳いでくる魚の正体はダツでした……。ダツの大きさは測りませんでしたが、かなり大型のダツです。

結局この日はこのダツだけでしたが、ダツが多くなってくるときは私の中では吉兆です。まだサーフの好調は続くと思います。

大型のダツがヒット(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

プライヤーは必需品

ダツの口元はとんがっていますし、歯も鋭く危険です!必ず釣り用のプライヤーを持ち、プライヤーを使い針を外しましょう。

そうすることで体から離れたところで針外しを行え、かなり危険が減りますし結局早く外すことができ魚にも優しいです。

プライヤーがあると便利(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

<須藤雄飛/TSURINEWSライター>

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