【実録】口にして正解!? “逆プロポーズ”した女性たち #2「思い切った自分を恨んだ」
年齢を重ねると多くの人が意識する『結婚』。
長く付き合っている彼氏がいたり、一般的に適齢期といわれている年齢に近い女性は、彼氏からのプロポーズ待ちをしている人も少なくないでしょう。
中には、彼氏がなかなかプロポーズをしてくれないため、逆プロポーズを検討しているという女性もいるのではないでしょうか。
今回は、実際に女性たちに聞いた話をもとに、逆プロポーズ成功体験について実録形式でご紹介します。
「夫とは、学生時代から10年付き合っていましたが、結婚の話をするきっかけを失っていました。
というのも、学生時代は彼があまりお金がなかったため、すぐに同棲してしまったんです。それからお互いの浮気などの大きな問題はなく、犬も飼って事実婚状態に。
周囲の友人たちからも熟年夫婦、などとからかわれるような状態でした(笑)
お互い若い時は子供が欲しい、と思っていなかったんですが、周囲の友人が結婚し子供を産んで、子供と触れ合ってみると自分も授かれるのであれば……という気持ちになりました。
これ以上ダラダラするのが嫌だったため、思い切って逆プロポーズしたところ彼から結婚は考えられない、と言われ別れることに。
私の実家はそんなに遠くないですし、仕事も週の半分はリモートだったので私は一度実家に戻ることになりました。
彼を失ったことの喪失感は癒せるはずもなく、逆プロポーズした自分を恨みました。言わなかったら一緒にいられたかもしれないのに……と。
しかし、2ヶ月後彼から連絡が。
私は彼とのことが諦めきれなかったため、未練タラタラで一緒に住んでいた家に行くと、彼から改めてプロポーズされたんです!
彼は自分の経験から、家庭を持つことに良いイメージを抱けなかったそうなんですが、私がいなくなってから、思っていた以上に私の存在の大きさに気付いたらしく……。
子供のことも話し合い、彼も子供について前向きに考えると言ってくれたので、すぐに籍を入れて今妊活中です。
一時は逆プロポーズしたことを後悔しましたが、今では伝えてよかったな、と心から思っています」(34歳/アパレル)
結婚について前向きな気持ちを抱けない、という人もいますよね。
こちらの女性の彼氏はそうだったそうで、最初に逆プロポーズした時には『一緒にはいたいけど結婚しなくてもいいよね?』と言われてしまったんだとか。
しかし、なあなあな状態で一緒に暮らしていれば、彼からのプロポーズはなかったはずです。一度離れたことで、お互いの大切さが身に染みてわかり、それが幸せな未来につながったのではないでしょうか。
彼を失いたい気持ちから自分の気持ちを抑えるのではなく、一度離れて冷静になるということも大切です。
(mimot.(ミモット)/Hanako Iguchi)