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家族にも「片付け」に取り組んでもらえる!片付けの仕組みづくり“3つのポイント”

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家族にも「片付け」に取り組んでもらえる!片付けの仕組みづくり“3つのポイント”

せっかく頑張って部屋を片付けてもいつの間にか散らかってしまい、思わずため息……。自分一人が頑張る片付けは、どうしても限界があります。家族にも片付けに関心を持ってもらい、取り組んでもらうことで、一人で頑張る片付けではなく、家族みんなで取り組む片付けにしませんか? 家族にもラクに、片付けに取り組んでもらうには仕組みづくりが大切です。そこで、家族も片付けに協力できる片付けの仕組みづくり3つのポイントをご紹介します。是非参考にされてください。

見える収納

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白いファイルボックスに収納されたいわゆる隠す収納は、片付けが苦手な方や小さいお子さんにとっては、ハードルが高いのが現実です。家族にも片付けに取り組んでもらうには片付けのハードルを下げることが大切です。片付けのハードルを下げる方法として、効果的なのはずばり、見える収納です。

いわゆる隠す収納は、パッと見て収納の中身が見えないので、「なかったこと」になりがち。見える収納なら収納の中身が一目瞭然で、片付けも難しくないので、家族にも片付けに取り組んでもらいやすいです。見える収納なら、探し物の時間も最小限にすることができます。

使う場所に使うモノを

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収納する場所を決める際は、「使う場所に使うモノを収納する!」を徹底してください。収納する場所が遠いと、使い終えたモノを元の場所に戻す行為が面倒になり、その辺に出しっぱなしにしてしまい、部屋が散らかる原因になってしまいます。

どの場所に収納されていれば、取り出しやすく戻しやすいかをイメージしながら、収納する場所を決めていきましょう。家族にどこに収納していれば片付けやすいか、確認して決めるとより片付けに取り組んでもらいやすくなります。

例えば掃除道具なら、テレビ周りの埃を取るためのクイックルワイパーは、テレビ周りに収納しておけば、ほこりや汚れが気になったときに、さっと手に取ることができます。使う動作をイメージして収納場所を決めていきましょう。

アクション数を少なく

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収納場所からモノを取り出す際、扉を開けたり、引き出しを開けたり、モノを取り出す動作(アクション数)が多いと、片付けを面倒に感じ、家族に片付けに取り組んでもらえません。できるだけアクション数を少なくし、片付けの仕組みを簡単にしましょう。お目当てのモノに、ワンアクションでサッと手が届けば、家族にも片付けに取り組んでもらいやすくなります。

家族で共有して使うモノであれば、使ったモノを元の場所に戻す行為は、次使う人が迷わず手に取れるようにするために必要なこと。片付けは、同じ家に住む人に対する、思いやりの行為です。誰か一人が頑張る片付けではななく、みんなで一緒に片付けに取り組めば、家の中は思いやりの連鎖が生まれ、とても平和な空間になります。


今回ご紹介した「見える収納」「使う場所に使うモノを」「アクション数を少なく」の3つのポイントを押さえて片付けの仕組みを作って、家族に優しい片付けにしてください。

Kazuko/整理収納アドバイザー 整理収納教育士

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