夏祭りの季節が到来!ド派手で華やかなアクションシーン満載、“お祭り気分”が味わえるマーベル作品3選
世界中に衝撃と感動を巻き起こす超大作を数多く生み出し、次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。映画・ドラマシリーズを問わず数々の作品を世に贈り出し、そのあらゆる作品がDisney+(ディズニープラス)にて配信中だ。
大迫力の戦闘アクションはもちろん、ヒーローたちの間に描かれる深い人間ドラマが世界中のファンから愛され続けているマーベル作品より、“夏祭り気分を味わえる”マーベルの作品3選をご紹介。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
本作では、アベンジャーズの“仲間同士の戦い”が描かれる。アベンジャーズの中でもリーダー的な存在のアイアンマンことトニー・スタークと、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、ヒーローとしての考え方の違いから対立し、チームを2つに引き裂くことになってしまう。アイアンマン側にはスパイダーマン、ブラック・ウィドウ、ブラックパンサーら、キャプテン・アメリカ側にはホークアイ、アントマン、ワンダ、ファルコンらが集結し、まさに“オールスター”vs“オールスター”の華やかさで、空港を舞台に両陣営が対峙するシーンは戦う前から迫力に満ち溢れている。
全員が入り乱れるド迫力の大混戦をはじめとして、アイアンマンvsキャプテン・アメリカという“アベンジャーズ2大トップ”とも言える2人の対決や、数々の因縁の対決、さらに巨大化したアントマンをスパイダーマンが糸でぐるぐる巻きにして倒すといった壮大で派手なシーンも。スパイダーマンの“アベンジャーズ(見習い!?)デビュー”もこの戦いだ。どちらの陣営を応援するか?…など大勢で見れば“お祭り”気分で盛り上がること間違いなし。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)で最凶最悪の敵サノスの“指パッチン”により全宇宙の生命の半分が消し去られ、大敗北を味わったアベンジャーズ。生き残ったアイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーといったヒーローたちは、一度はリベンジを諦めるも、わずかな希望を信じて再び力を合わせて立ち向かうことを決意する…。決死の“タイム泥棒作戦”によって消し去られた仲間たちも復活し、サノス軍と“最終決戦”に臨むアベンジャーズ。
前に挙げた『シビル・ウォー』を優に超える数のヒーローが揃う時点でもはや眼福、そして、ヒーロー集結の瞬間に、キャプテン・アメリカから発せられる「アベンジャーズ、アッセンブル」は猛暑も吹き飛ばす大興奮をもたらすこと間違いなし。次から次へとおなじみの人気ヒーローたちが入り乱れて戦う、まるで“お祭り騒ぎ”のようなアクションシーンの連続。複数人で見れば必ずや沸き立つシーンも数多く、まさに“お祭り”気分を皆で味わえる作品だ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023)
マーベルの中でもとりわけクセが強くてワケありな、銀河の落ちこぼれたちが集結したチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”。ついテンションが上がってしまうようなノリノリな音楽が奏でられる中、チームで力を合わせてまるで“お祭り騒ぎ”かのように戦う姿は前2作でも視聴者を楽しませてきた。
本作では、ガーディアンズのメンバーのロケットが連れ去られてしまい、敵アジトへ潜入する救出劇が描かれる。お祭り騒ぎのようなアクションは本作のあらゆるシーンで健在だが、中でも物語の終盤の戦闘シーンは特別。Beastie Boysの「No Sleep Till Brooklyn」が流れる中、音に合わせてメンバー全員がキメて戦場に入場、そこから大勢の敵を一人残さずノリノリでぶっ飛ばし、爽快感抜群。洋楽にノリながらアクションを楽しむことができ、まさに皆で作品を見ながら“お祭り”気分が味わえることは間違いないだろう。
先日、アメリカで行われた世界最大級のポップカルチャーイベント「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル2024」でのプレゼンテーションにて、“アベンジャーズ”の名を冠した『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』、『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』の公開も発表され、“MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の功労者”ロバート・ダウニー・Jr.がドクター・ドゥーム役を演じることも明らかとなり、常に話題に事欠かないMCU。この夏、今後の新作、そして未来の“アベンジャーズ”映画へ向けたちょっと早めの予習も兼ねながら、これら作品群を見てお祭り気分を味わってみてはいかがだろうか。